あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

「僕の事情で休みます」恵まれた3年間

そうそう、友人が

「子どもが行きたくない〜って学校休む時って、どうしてる?」

と。

学校へは「行きたくって行く♪」が理想。

でもさ、行きたくない時ってあるよね?

そもそも学校のシステムが親子ともども合わないって時は…

エジソンの母になれたらいいんだけど

私は自分を知っている。

好奇心の種を蒔いたり

広げたりすることはできると思うけど

おそらく

押し付けちゃう…苦笑

そして、子どもたちのつながりの中で学ぶことの多さよ。

できたら家から通える学校に

楽しんで行って&学んでほしいな〜と思っています。

 

エネルギーが足りなくなって

休みたい気持ちになった時は

正直に自分で連絡帳に書いて提出&お休みしています。

「〇〇のじじょうでお休みします。明日は行きます」

「今日は家で片付けします。」→鬼母じゃなくってよ?

「やりたいことがあるから休みます。」

 

休みたい時は休めばいいけど、

嘘ついて休むと自分が苦しくない?

ってことで、

病気でお休みしますは書いてないかな。と。

 

ただ、最初の面談の時に、スタンスをお伝えするようにしています。

時々、エネルギーが足りなくなって、お休みすることがあります。

休みたい時は休みますが、学校や友達が嫌いなわけではありません。

心配ないです、と。

 

入学して初めての給食で嘔吐。(私もびっくり)

アレルギー?ストレス?

楽しみにしていた給食も楽しみじゃなくなり

放牧型の幼稚園から

体を動かすことが減り

1時間ごとにすることが決まっている小学校の授業に戸惑い

楽しみにしていた勉強も、静かに座っているだけ。

(最初は学校の配置や決まりをまずは知らなくっちゃね…この1週間が苦痛だった。

しょうがないのかもしれないけど)

翌日から「行きたくない、休みたい」 が始まり

1年の頃は結構休んでいました。

私がたまにしか働いていなかったこともあり

時間的に余裕もあったので、

よし、せっかく休むなら!と

動物園や水族館

公園に行ったり、

山登りに行ったり

プレーパークや工場参観日に行ったり。

罪悪感なく休み、楽しんで、まるで幼稚園の延長のような一年でした。

学校だけが全てじゃない、

いろんな世界もあるものねと思っているからなんですが、

働いていなかったからできたことかな…とも。

 

入学直後から先生が大好きになり、

だんだんと友達と放課に遊べることが楽しくなってきて。

しかし

宿題の漢字の書き取りと計算ドリルが苦痛だったようで

(私はやれとは言ってないけど、本人やらずに行くのが苦痛)

できていないと学校に行きたくないと言い出し始め…

面談時に相談。

 

本人が必要だと思った時にやり始めると思うし、待とうと思う。

やっていないのは先生の責任ではない。

していないことも親も知っているけど、

できていなくて学校に来てもいいんだと言ってもらえると助かりますTT

(もちろん押し付けてるんではなくて、本人がそうしなければいけないと勝手に思っているのは知っています。

もし、先生が宿題できてなくても学校に来ていいんだよと思っているなら、

言葉に出して言ってもらえると助かります、みたいな感じで。)

それ以後は、できていなくても学校に行っていいんだ♪

とストレスも減り

後半には

なんで勉強するのか?

自分なりに見つけていました。

「国語は、お手紙書くときとかキレイに書けたら、読んでもらえるし

自分で本も読めるようになるからでしょ。

算数は買い物ができるようになるし。

生活と図工は学校が楽しくなるようにあるんだと思う。」

 

これが良かったのかどうかわかりません。

今思えば、やるものだとして習慣づけていたら

家庭学習も習慣になっていたのじゃないか?…とやや後悔(苦笑

 

2年の頃かな

「宿題やってないのはずるい」

と周りに言われるようになり、これがプチストレス(行きたくない)に。

漢字の書き取りと計算ドリルなどの反復練習が特に苦手。

宿題は君のためのものだけど必要だと思うか?

それに先生と君の約束だから

したくない、できないも言えばいいし、

他のことをやるでもいいと思う。

相談してみたら?

と伝えるも、ママから話して。

ってことで、面談時に相談。

自主学習という形で、

自分で調べたことや

必要であれば文章題(どんぐり)を家庭で出すので

それを宿題として提出してもいいですか?

と聞いたところ、

1人にだけ特別扱いはできない、と担任。

なるほど〜。

いろんな考え方があるよね。

さて、どうする?

 

結果、息子は宿題をやっていくを選択。

できない時は休むということもあったけど、

共働きになり、日中誰もいない

担任が放課のたびにドッジボールをしてくれて

学校が楽しくなってきて

学校に気持ちよく行くために

筋トレのような漢字の書き取りと計算ドリルをする選択を。 苦笑

字はどんどん豪快に…。笑

 

3年生になり初の女性の担任。

1、2歳の子供を持つ"お母さん"に親しみを持った模様。

これまた、最初の頃の面談に

エネルギー不足でお休みすることもあるが、1日休むと元気になる。

子どもの学習面の心配はなく

(そのうち必要だと思った時にやるだろう)

コロナ禍だけど、友達との触れ合いややりとりが本当に大切だと感じる。

教科書が全部終わらなくても、元気に行って笑って過ごせたらいい。

とお伝え。

子どもも、マスク生活になり息苦しくもあり

やっぱり自由に過ごしたい!

と思う日もあるようで、時々お休みもしていました。

働き出したこともあり、

付き合える日は減ったのですが

友達と予定を組んで動物園や科学館に行ったり。(子どもの冒険だね)

本当に友達にも恵まれていました。

 

学校では、

本人が書いた、僕の事情でお休みします。にも

「わかりました。明日会えるの楽しみにしていますね。楽しんでね。」

と返信があったり、

休むことをそんなに気にせず流してくれていたようで

息子は「休みやすかった〜!」と言ってたようです。

実際には休む回数は年々減ってきているんだけどね。

 

教室でも、順番が待てるようになってきた…?

宿題は変わらず、手首の筋トレか?と思っていたけど

なんと!!

と〜っても字が上手になりました♪

連絡帳が読めるように!笑

毎回丁寧に添削をしてくれて、直してもらって字がキレイになったのか?

でもこれも、3年生だったからこそだと思いました。

1、2年で毎回直されていたら、違っていたかも。

 

放課のたびにドッチボールで遊ぶのも

丁寧に漢字を直すのも

1人ならまだしも

30人弱。

一人一人がこれまた違う個性で異なる特性を持っている。

先生も大変だよね。

 

小学校に入る前は、

デンマークやフランスの小学校を訪れたこともあり

国内での自由な小学校や

いろんな教育の形を学びつつあったこともあり

田舎の複式学級にて 30年前と今 - あそびとくらす

工藤勇一(麹町中学校校長) のお話会 どう生きるか - あそびとくらす

名古屋の小学校はバリバリの管理教育

と悪いイメージがありました…

蓋を開けてみると、

決めつけていたのは自分でした。

当たり前だけど、

同じ生徒がいないのと一緒で

同じ学校や先生もいない。

先生も人間で、

いいところを見ればいいところが

(多分)悪いところを見れば悪いところが。

人の悪いところを探している母より、

いいところに気がついて感謝できる人でありたいなぁ。

ありがたいことに、

1〜3年の先生はどなたも全然別の個性で

それぞれに息子やクラスに関わってくださっていたなと思います。

いろんな人がいるな、いろんな大人がいるな。

そして、いろんな人に、それぞれいろんないいところがあるなって

息子も感じていてくれたらいいなと思います。

 

 

 

嬉しそうに帰宅した新学期2日目

「俺、代表委員になる!!」

(え?リーダーとか

皆に平等とかできるん…?)

「代表委員て何するん?」母

「え?忘れたけど…楽しそうだったから!!

それか、

給食委員になるっ! 」

代表委員ってガラじゃないと思うけど〜

ってなことは飲み込んで

「楽しそうな係がたくさんあって、良かったね!」

今年のクラスも、

楽しそうな様子が伝わってきました♪

 

さてさて、どんな給食委員になるのやら〜

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