あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

宿題変遷:自主学習ノート

1年:小学校に上がってから割とすぐに

宿題をしないと本人が決めた。

楽しそうに毎日遊んでた。

 

2年:「宿題しないのずるい〜」と同級生に言われ始め

自主学習型家庭学習を提案するも断られ

友達に何か言われるのが嫌で

快適に過ごすため手首筋トレ(宿題)笑 を始めた。

別に学校に対して、

嫌な気持ちなどは全くない。

宿題に対する考え方も人それぞれだし、

担任も担任なりの想いで接してくれていたから。

筋トレ宿題をすると決めたのも息子。

周りになんて言われても、やり続けない選択もできたと思う。

(それを「宿題しないけど、周りの子に言わないようにしてほしい」

なんてナンセンス。

決めたのも自分なら、その結果も自分で受け止めるのだ…)

宿題より何より

休み時間のたびにドジボールをしてくれて、楽しく過ごせたのが一番嬉しい。

 

3年:引き続き、筋トレか?と思うような雑さだったが

1年後には、キレイな字が書けるようになっていた。

まさに担任のおかげ〜⭐️

昨年1年の効果か、宿題をするのは当たり前になってきていたようだ。

私としては、寝る前にイヤイヤする雑な筋トレならする意味ない。

せっかくやるなら丁寧に

もしくはやらなければいいのに…と思っているが

何をどうするのかも、彼の自由…

 

4年:初めての宿題を持って帰った日

帰宅後第一声が「宿題するわ!!」だった。

え?!?!?!

なんで?(おいおい、なんでってなんでや?笑)

「自主勉ノートがあってね、俺今日それする!

マグロの絵を描くんだ!!」

それって宿題…??って思ったけど

本当に嬉しそう♪

本当に嬉しそうなんだけど…

すまんっ今日外出するんだって伝えてたよね?

待ち合わせ時間が〜〜

帰ってからしてね…

 

と外出したら、帰宅後はコナンとレゴに夢中になっていた…。

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なぜそこに入る…?

そして、マグロの絵は…?笑

 

後日できていたマグロの絵

自主学習…なのか…?

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子どももそれぞれ、

保護者もいろんな価値観。

宿題をたくさん出してほしい親

必要ないと思っている親

受験させたい親

勉強より大切なものがあると感じている親。

危ないことはさせたくないと思う親

ちょっとずつ怪我をしながら学んでいくもんだと思っている親

平均を取っても、

全てにピッタリ当てはまることなんてない。

例えば、

全ての子どもにあった宿題の質や量を調節するのは不可能だよね?

宿題が少ないと保護者が感じるなら保護者自身が自宅や塾で補強すればいいし

宿題が多いと本人が感じるならば、本人がやらない選択をすればいいのでは?

したくないけど、やりたくないって言えないからする、もまた本人の選択。

言われたからする、言われてないからしない、もありだけど

本来自分のために生きているのだから

子どもも、保護者も

「その行動は自分で選択したのだ」

という意識を持てたらいいのになぁ。と。

それをいちいち、宿題増やしてください。減らしてください。

なんて言われようなら

担任の先生も大変だなぁと思う。

 

言うたけど 笑

「宿題多い!」…って言ったんじゃなくて

我が子には…多いらしい

反復学習が苦痛で

(しかも文章がすらすら読めない。

いや、読めるけど意味がわからない。

聞けば理解できる)

やらない選択をします、息子が。

私もそれを知ってます。と。

1年の時に。

「僕の事情で休みます」恵まれた3年間 - あそびとくらす

 

そこはもう、先生がせっかく出してくれてるのを

(宿題チェックでさえマジ大変だと思う。)

断ってるんだから、

学力落ちようが自分達の選択。

(学力が落ちるとは一切思ってなかった。

むしろ反復学習の宿題で

学力や好奇心が育つとも思ってなかったからいいんだけど

結果家庭学習の習慣はつかなかった…

とややそこ後悔)

 

んでもって、

一応

宿題いらんよ〜

怪我しながら学ぶよ〜

教科書より、ふれあい大切だよ〜

マスク苦しいよ〜

と思っていることはお伝えするけど

(そんな保護者がいることを知ってもらいたいし

もしかしたらそんな保護者が多ければ、変わるかも?)

いろんな子がいていろんな保護者がいるから

意見としてお届けした感じ。

一番現場を知っているのは担任だろうし

保護者と同じくらいか、時としてそれ以上に

子どものことを考えてくれているのも

また、担任だと思うから。

 

ま、押し付けられるのが嫌いだから

押し付けたくもない、と言うのが本音。

 

学校から子どもたちに押し付けないでください!

と言う割に

最近の自由な教育への憧れは

自分の考えを学校に押し付けてはいないだろうか?

もう一度振り返ってみたい。

 

デンマークさ、宿題ないって言うけど

保護者会とかまじ長いし、会社休んで昼から出席するし

クラスに人手足りんかったら

保護者自身がいろんなことやってクラス運営助けとるで?

丸投げちゃうで?

欧米も送り迎え全て保護者やで?

本の学校は子どもだけで帰れる分団作って、

登下校まで学校の責任にしてさ。

もう福祉の面も兼ね備えて

至れり尽くせりの面もあるのよ。

 

子どもを信じて待つ(最近特に難しい)

のと同じように

担任を信じて任せたい。(え?何この上から目線)

いや、マジで

親より気長に待ってくれて

優しく寄り添ってくれて

感謝しかない、こちらも本音。

 

さて、

自主勉強

って1年からでも良くない?

と思ったのは、私だけ?

それぞれに適した宿題の質や量の調節って難しい。

宿題ってするかどうかも含めて

自主で良くない? :)

(提案はしたけど受け入れてもらえなかったのは2年の時)

4年くらいになったら、自我も芽生えるし

生活習慣も身についてるだろし、

自分で考えて工夫できるねってことかな?

 

ま、読み書き計算、確かに基本だもんね。

アリストテレスも言うとるもんね

習慣が人を作ると。

作れんかったけど  泣笑

 

今まで、

タガメ観察日記や

クワガタ記録や

恐竜の骨格からイラストにしたり

動くペーパークラフト考えたり

サメについて調べたり

モータ分解したり

チョコレート作ったり

そんなのも自主勉になるんやない?

と言ったら

「楽しいことばっかりじゃん♪」

 

初めて宿題が楽しいと思えたようです♪

 

習慣を作りそびれた我が家ですが

自主勉ノートで習慣が作れたら…!

乞うご期待!!

 

あ、期待も勝手な押し付けよね…(苦笑)