あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

家族みんなで初登山 @駒ヶ岳&宝剣岳 ライオンのように谷に突き落としてはいけないけれど、谷が見えるところへ連れて行くくらいがいい

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登ったど〜!!!!


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駒ヶ岳

 


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剣岳

もう、男子の目がキラキラしてました

 

私と息子は2年ぶり、2回目の駒ヶ岳

夫は、初!?登山

いや〜、頑張りました♪

(息子4歳の頃に金華山に家族で行くも

夫が途中&山頂で動けなくなり…

その間みんなでリス園堪能。

以後の登山は、

夫を無理に連れ出さず

行くなら息子と2人で行こう!と割り切って

年に1、2回大きな山へ母子で行っていました。)

 

翌日にりんご狩り行くやん♪

登った後に名古屋まで帰るのしんどいから

一緒に長野まで行って、その辺でウロウロしてる?

のお誘いに

「せっかくだから一緒に登ってみようかな」

え?

ええ???

えっと…金華山よりハードだよ?

登れそう?

「登りたいと思うけど、そりゃやってみなきゃわからないでしょ?」

の返答に

確かに!  笑

 

ってことで、

もし頭が痛くなって引き返すとしても

景色がいいところまでは行けそうな山。

翌日のりんご狩りに近そうな山。

秋の紅葉も楽しめて、初めての人でも気持ちよさを感じれる山。

 

木曽駒ヶ岳や!

家族みんなで初登山にチャレンジしてきました♪

5時起き

5時半すぎ名古屋発。

ロープーウェイ混むやろなぁと思っていたけど

時間がまだ早かったせいか

そこまで混まず。

バスもロープウェイも臨時便が運行していました。

今回リュックは2つしかなく

(私と息子の)

息子に、ママが重いの持つから、

マコはこれ持ってね♪

と頼むと

「え〜、俺子どもじゃん。

パパとママが持って。大人でしょ。」

「パパは金華山でダウンしちゃったでしょう?

マコのが山登り慣れてるから、君に持って欲しいな。」

の期待も虚しく…。

夫が「俺持てると思うよ」と初登山にして

2キロほど(水とかカッパとか)の荷物を背負い。

 

いざ、行かん!!

息子、初の荷物なし登山に、

足取りが軽い軽い!!

「荷物がないってこんなに上りやすいんだね♪」

→初登山4歳:夏焼城ケ山から自分の荷物は自分で持つを徹底

「俺、先に行ってるね♪」

「ママ、遅いよ〜、早く早く!!」

軽やかに、サクサクっと

登って行きました。


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かたや、私。

お、おかしい…

確かに今日は荷物が重い…(3人分を2人で割って重いほう)

重いけれど、足が2年目前ほど上がらない…

運転か?いや、2年前も行きも帰りも運転したじゃないか…

寝不足か…?

いや、こ、これは…

 

か、か、か、

加齢かっ?!??!

40を過ぎたらこんなに違うんかっ?!

「ママは、自分のペースでゆっくり登るから先に行ってて〜〜」

遠くに見える若い夫と息子の背中に向かって叫び

加齢を感じる体とともにゆっくりと上り始めました。

 

1時間弱ほどで尾根についたら

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それはそれはさっぱりした顔の息子と夫が♪

「超楽勝!」→息子

「楽勝だな。俺にとっては金華山もここも変わらないな」→夫

(いや、全然違うだろうだろうよ?)

の迎えを受けて、

「お!じゃ、ママはちょっと思ったより疲れたから荷物を交代しよう。

重いのパパに頼んで、軽いのマコお願い♪」

 

「え??」→2人

え?

いや、それはこっちのセリフ。笑

楽勝だったんでしょう?

頼むわ。。。。。

 

10時半とまだ早い時間に

昼ごはんを食べ、荷物を減らす作戦を取り(おい!)

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重い荷物→夫

軽い荷物→私

に切り替え、再出発。

 

いや〜、荷物が軽いって

足取りも軽くなりますね!!(オット、ありがとう!)

息子と同じ気分を味わいながら

足取りも軽く、山頂を目指しました。

 

今回は、

2年前に風船を持ったお兄ちゃんと知り合い

風船は本当に山上では膨らむの?

ってことも気になっていたので

ポテトチップス持参♪

みんなが食べてるラーメンも羨ましかった!ってことで

ノンカップ麺とドライ味噌汁と熱湯持参(シングルバーナー持っていない)

おにぎりや柿とドライフルーツも持って食は結構な充実度。

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途中、ポテトチップスの袋がパンパンなのを確認後

「中身も増えてるかも?」とパパに言われて喜んで開けるの図(笑)

ドライ味噌汁のパックも膨らんでいて

「本当に山に登ると膨らんで、降りると元に戻る」ことを確認。

どうしてだろうね〜〜??

 

だんだんと夫が「金華山とは違った」

と呟き始め

「俺らの装備、大袈裟じゃない?(荷物が重い)」

と言っていたものの

ヘルメットを被った人やテントを担いできた人や

同じような装備の人とすれ違うことも多くなり

「いざという時ように、カッパと防寒ジャケットと救急セット。

多めの水とドライフルーツ。防災シートやヘッドライト」

はそこまで重装備じゃないのかも?

「次は星空を見てみたいからソロテントもあってもいいな」

「え?私は山登りは好き。キャンプも好き。

でも、山登りしつつテント泊はきついから、慣れたら誘って」

などと話しながら山頂につきました。

いや、もう、感激!!

家族で登山できる日が来るなんてT T

4年前には考えられなかったことです。

いつものように、山頂に着くと霧が晴れてきて(息子と登るとだいたい晴れる)

富士山の方向をずっと息子に聞かれながら

適当に指差していたら、

知らないおじさまがちゃんとした方向を教えてくださったり。

富士山が見える程は晴れてなかったけど、

いつかダイヤモンド富士を見たいそうです♪

(テント泊に2人が慣れた頃に誘って〜♪)

 

 

さて、下山

いつもより早めに乗越浄土につき、

「宝剣岳は男子が好きな山だよ」

と2年前に教わって以来、

息子とちょっと登ってみたかったんだけど

「疲れた〜。もう歩きたくないっ」→息子

「なんだか、頭が痛い」→オット

むむむっ。

1時間ほどで往復できるはず。

登ってみたいんだけど、というと

「俺、マコと待ってるから行っておいでよ」

、いや夫の声!!(あなたはそのために今日来てくれたのね?!)

息子と荷物を夫に預け、彼らの気が変わらないうちに

そそくさと?身軽に宝剣岳に向かいました。

上り始めると、

あれ?この岩場、絶対息子が好きだぞ?

冒険じゃないか!!

来たらよかったのに〜〜!

とワクワクしながら鎖場を上り

 

岩場を進むこと20分弱。

上で休んでいたおじさまに

「そこから先は急ですか?」と聞いたところ

「ああ、一番急かな。」

「危ないと思ったら引き返した方がいいですね」

と言うと

「うん、毎年、死者が出てるから。無理はしない方がいい。」

え???

「私、怖がりなんです。何がって人が亡くなっっているところに行くのが…」

 

シーーーーーン

 

少しでも怖いと感じたら引き返そうと

山頂間際の山肌の鎖場を見たら

やばい…これ無理か?

しばらく、前の人たちが渡るのを見ているうちに

「大丈夫だ」と思えてきて、

いざ!チャレンジ。

 

ドキドキともワクワクとも聞こえる心臓の音とともに

渡りきりました。

(下を覗くとかなりの急斜面だけど、足場はしっかりしていて

滑ることもなく、崩れることもなく、安心して渡れました)

 

山頂の岩に登るのは流石に怖くて

周りを見渡したら…

霧!!

晴れていたら絶対見晴らしがよかっただろうと思います。

(やっぱり早朝登山がいいね)

 

出会った人たちと軽く会話を交わしながら下山の途に着くと

何やら下の方から声がします。

「ママ〜〜〜!今迎えに行ってるよ〜〜!!」

え?

迎えにきている…?(頼んでないけど)

「登ってるの〜〜?」

「今行くからね〜〜!」と何だか楽しそうな息子の声

「楽しいやろ〜〜?めっちゃ途中まで楽しいで〜〜

でも上の方は怖いで〜〜」

とこんな会話をしていたら

「え?上の方はもっと怖いんですか?」

とおじさまが……。

え、ええ、山頂間際が急でした。

 

さらに降っていると

「あれ?下から来ているあの親子連れのお母さん?」

と話しかけれらました。

ん???

見えた!!

息子と夫が岩場を登ってくるではありませんか!

「ここ、楽しい!

駒ヶ岳より楽しいね!!」

息子1は目がキラキラと輝いています。

ふとそばを見ると息子2 オット顔が苦しそう。

「なんだか頭が痛い」

高度が急に上がったから…?

 

キラキラした目の息子は、

もう冒険の旅に出てきた勇者のよう。

まだまだ先に行きたくてしょうがない彼と、

ついてきてくれた夫。

むむっ。。。

この先少しまでは、とても登りがいがあって楽しいが

その先は急であること。

少しでも怖いと思ったら無理せず引き返すこと。

夫には、荷物とともに待っていてもらえるか頼んだところ

「いや、ここまできたら登りたい」とのことで

絶対、みんな無理しない。

あ誰か1人でも危ないと思ったら帰る。

ことを約束して、もう一度登り始めました。

自分じゃなくて、息子が渡ると思ったら

汗がどくどく出てきます。

手も汗で湿ってきて、

「いい?ママが先に行ってみるけど

あそこの岩が少し離れていて足が届きそうになかったら無理しないんだよ?」

「ママを見ていて怖そうだと思ったら、戻ってくるから帰ろうね」

そう言いながら渡ってみると

「俺、行けそう!怖くない。いけると思う!」

スイスイと渡り始めました。

岩場は初めてじゃないけど、

急な岩場も登ったことはあるけれど

足を踏み外したら“終わり“な場所は今回が初めてです。

安心して渡れました。

と書いたけど、それは自分。

息子が渡る間、私は渡り切っていた方がいいのか

いざと言うとき手が伸ばせた方がいいのか

いや、でも、いざと言うときは仕方ないと思うしかないのか?

鎖を2人で持つ方が危ない、と

渡り切ってから、ドキドキしながら息子が渡り切るのを待ちました。

こちらは帰り

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頂上に着いた時の

男子sの顔の晴れ晴れとしたこと!!

めっちゃ高いやん!ここが一番怖いやん!

そう言いながら

とってもスッキリした顔を見て

もう一度登ってきて、家族で登ってみてよかったなぁと思いました。

 

さて下山、

誰も疲れた〜なんて言わず

降りる時が一番注意が必要だよね

と岩場を降りてロープーウェイ駅へ。

千畳敷に戻る頃には

私の足はプルプルと震えていました。

一方の息子は元気はつらつ。

楽しかったねぇ!

駒ヶ岳より宝剣だけの方が楽しかったねぇ!

短いし急だし。

ママ、俺が怖いってやめると思ったの?

怖くなかったよ! と。

ライオンのように谷に突き落としてはいけないけれど、

谷が見えるところへ連れて行くくらいが息子にはちょうどよかったようです。

 

今回は息子は荷物も持たず体力が余っていると判断したので

剣岳にも登りましたが

どちらかといえば、宝剣岳の方を最初に登った方がいい感じ。

試しに登ってみようと思ってくれた夫にも

ママの趣味だから俺は山登りは行かん!と言いつつ

(じゃそれでいいから1人で行かせて欲しいと頼んだら)

着いてきた息子にも

感謝♪

3人で、冒険しつつ、

いい思い出ができました :)

 

そうそ、私2年前と何が一番違ったかって

車が生活に入ってきたんでした!

気がつかなくても自転車で生活って

体力維持につながってたんじゃないかな〜と感じたので

ちょいと意識的に車を使わないようにしてみたいです。

健康のためにね。

 

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大体の時間はほぼこんな感じ。

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お値段、家族3人で

駐車場          800

大人バスとロープウェイ往復4200×2人

子ども          2100

 

温泉(松川町)500×2+250=1250

晩御飯

キャンプ          2000

それに高速代を足して…

ワォ!結構なレジャー費でした><

残念なのはモンベルクラブでロープーウェイ代の割引がなくなっていたこと…T T

 

んが!

ものを買うより

(買ってもいいけど)

経験や知識に変えるといいぞ

という教えがあったかなかったか…

家族それぞれにとって

小さな成功体験をつめた初家族登山でした♪

 

 

明日はリンゴ狩りと

素敵なキャンプ場について♪

 

親子登山に気になる品々〜

子ども用のトレッキングシューズがまだない。

子どもの足首は柔らかいし、履き慣れた靴の方がいいか?と思い。

けれど、今回足首周りが疲れたと言っていたので、

子ども用の紐ぐつ→ハイキングシューズを検討。

こちら今割引もありよさそう!!

んが…フィッティングしたい〜〜。

 

 

こちらは私の日帰り用(街歩き用)バック

 

こちらが息子用(すでに同じものがなかった)

カリマーのtrail25 

当時、好日山荘のセール商品の中から(選んでと頼み)

色と形が本人気に入ったものをチョイス。

軽くてしっかりしていてデイパックにもってこい!

ただ一つ、サイドのポケットのチャックが下から上に開けるのが

なんとも開け辛い…

今買うならこれにするかな〜〜。(夫用)

 

 

 

そして、今回

ポールって楽なんかなぁ。

と夫から。

う〜ん、正直、子どもと2人、

軽量化目指してパッキングしていたり

手を繋ぎたいと言われることも多かったから

考えたこともなかったけど、

そろそろ手を繋ぐことも減ってきたし…?

誰かポールのおすすめありますか?