海でカヤック、シュノーケル、釣りを一通り楽しんだ5歳児。
そろそろ、おうちの中でブロックしたいな~と言い出した。
なぬっ?!せっかくの沖縄だぞ?
今日がラストだぞっ??
(暮らすように旅するんじゃありませんでしたっけ?)
せっかくいるのにもったいな~い精神が働いて・・・
お宿のオーナーに、おススメの場所をうかがった所
ざっくりと両者の違いを。
比地大滝:遊歩道を歩く。少し長いが歩きやすい。
滝には近づけない。
おそらく「木の葉蝶」を見ることができる。
ター滝:沢を歩いて上る。距離は短いが岩登りもある。濡れる。
さらっと調べた感じ、比地大滝のほうが子連れにはベター。
疲れたから歩けないとなった場合におぶれる。
が!せっかく滝まで近づくなら柵がないほうが喜ぶのか?!
しかし・・・我が家の名古屋生まれ育ちのシティボーイ
「ヒルが出るなら帰る~~」などといいそうだ・・・。
悩みつつ、両者の良さを伝えていたら
「ター滝は、滝にたどり着くまでは冒険だよ」の一言にくらいついた!!
5歳男児のハートに 冒険 の二文字 が火をつけたのだ。
もう、そうなると止まらない。
「濡れる」「岩登り」なんて聞こえちゃいない。
いや、聞こえたとしてもそれは単なる「冒険」の彩りに過ぎないのだ。
「オレ、上ってみせる!冒険に行こう!!」
単純な五歳児。
おおおおぅ、そりゃ気持ちが変わらないうちに出発だ。
ってことで、早速水着やタオル、
おやつのパイナップルなどを持って出かけた。
駐車場は時間制(戻ってきたときに支払います。我が家は550円)。
更衣室で水着に着替え、いざ、出発!!
道路と川があるけれど・・・どっち?
そりゃ、もちろん川の中を行くでしょうよ!と迷わず川を選びました。
(結論から言うと、駐車場から滝の入り口までは道路を行かれるかとよいかと思われます。無駄に水深が深く、それ以降も岩登りや沢登りは十分に楽しめるから)
するとすぐに、1mはありそうな深みが・・・。
むむむっこれは5月上旬、今ここで濡れると後が辛い(寒い)のでは?
・・・・・・・・!!!
気がつくとそこにはなんと、ロープが!!
川面に長く伸びた木の枝からロープがたれているではないかっ!
こ、これはターザンをして向こう岸に飛び移る用ではないのか?
夫が試しにざぶざぶと川に入って、ロープを持ってきた。
(え~、賢い方はこの時点で判るかと思います。
川から手を伸ばしてキャッチできるロープです。
しか~し!!
両親2人も冒険の2文字に心奪われていたのです・・・)
よしっ。パパが背負って向こう岸に飛び移ろう!
と、息子を抱きかかえ
・・・・・・・
いや、失敗しちゃいけないから、試しに飛んでみるね。
・・・・・・・
いや、万が一を考えて、
携帯その他もろもろ入っている荷物を預けていくね。
と万全の準備?の中、
いざっ!!
「パパ、頑張って。」
じゃ~~~~~~~~~んぷ
・
・
・
ドボーーーーん!!
息子、大爆笑。
(ああ、動画を載せたい、載せたい。が、夫の名誉のため、載せないでおこう。
面が割れますから)
見事に、川にダイブ!!直撃!!
大人も大爆笑。
ずぶぬれの夫
「ああ、よかった~~。試しにしてみてよかった~~。」
(息子がしょっぱなから濡れたらどうなっていただろうか・・・)
「本当にこれで渡れるのか?ジャンプして高いところに捉まればいいのか?もう一回挑戦してみよう」
で、再度挑戦。
ジャンプ!!
ドボーーーーん!!
ひ、ひぇぇぇぇぇぇ、お、おなかが痛い・・・。
2度の失敗を通して、
「このロープは川にダイブするためのもの」であることが分かった大人2人。
2度の失敗を通して
「この冒険は楽しいに違いない」ことが分かった子どもが1人。
大爆笑とともに
冒険は続く・・・。
暮らすように旅をする~沖縄編2018春~
暮らすように旅をする~沖縄2018春~ ⑦食事編 - あそびとくらす
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