あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

宇宙人との生活②−2 常識のぶつかり合い

夫「あなたの常識と私の常識は違うんです!って君の主張じゃん!

ひろゆきみたいに。

(ごめん〜、ひろゆきさんを知らん、私。

夫は動画で多分よく知ってるの?)

だから君の常識を押しつけんなって。

俺が今そう言ってるの。」

・・・・・・・

はて???

確かに私、常識は人によって違うと思ってるけど

相手の常識を押し付けられるのは好きじゃないけど、

そこで、バッサリ切らないけどな……。

相手には相手の常識があるんだから

だからこそ聞き合おう…伝えあおう…

みたいなスタンスやけど…

 

と思って「私そんなこと言った?」と聞くと

 

どうやら、か〜な〜り昔

あまりにも夫が「社会の常識は…」「一般的には…」「常識で考えたら分かるでしょ」

て言いすぎるなぁ、しんどいなぁと思った時に

(例えば、冬の福井に夜釣りに行った時、七輪で餅を焼こうとしたら

こんな港で餅焼くなんて常識で考えたらおかしいでしょ?!って言われ

え?なら聞いてみようよ〜と思っていたら、いたんですよ、餅焼いてる人が(笑)

でも、夫は「外から来た人だったら、港のルール知らんやろうし邪魔だ」と言われ、

その餅焼いてる人に話しかけたら地元の方で(笑再び)

他にも餅焼きながら釣ってる人?待ってる人がいたのよ。

(冬の福井の海、寒いもんね。なんなら汁粉食べてる人もいた。)

 

常識とかルールって、暗黙の了解だと思って合わせて過ごすより

分からなけりゃ聞けばいいし、

その場にいる人たちが心地よく過ごせるものを相談して作っていけばいいから

既存のルールを守ることだけ考えてそこに無理に当てはめるじゃなくて

もっと流動的でもいいんじゃね?

ルール、ルール、一般常識!!!じゃしんどいよ?

って思いも込めて当時の私は

あまりにも「社会の常識では!!」を振りかざす夫に

「あのね、常識はその人が生きてきたり暮らしてきた経験の中から培われるのよ。

あなたの常識はたったの30年間、日本で生きてきた中で培われたもので

私の常識は34年間(あんまり変わらんけど)、

日本と海外で暮らしてきた中で得たものなの。

日本の常識が世界の常識だと思ったら大間違いだよ。

だからって世界の常識のが正しいわけじゃないけど、

常識だと思ってるものは実は世界でに出たら、なんてこと無かったりするの

だから自分の常識だけが正しいと思い込まないで、押し付けないで。」

みたいに言っちゃったんだよね〜〜。

 

その時は、夫、すっと黙って。

おー!伝わった🎵

良かったよかった🎵

と思っていたけど・・・・

どうやら違ったらしい。。。

 

本当に、「常識って色々だな、押し付ける前に相手を知ろう」と思ってくれていたなら

↑上記のようには言ってこないだろう…。

私は当時、夫を黙らせることには成功したようだが

夫に「くそっ」と言う気持ちを持たせたまま、

つまり、彼の気持ち(これくらい常識なのに)を私に届かせることができぬまま

反論できなかったと言う事実だけを彼に残してしまったようだ。

 

10年後の今、

「落とし所探そう」と言う提案も

「君の常識と僕の常識は違うから」

でブツ切られる道具へと変化して返ってきた。

ブ〜メラン、ブ〜メラン、ブ〜メラン〜〜🎵

と夫は思っているけれど、

私は、私の言いたかったこと

(常識はその人の生きた中で培われるから、人によって違う。

だからこそ単に押し付けず、何をしたいかを話し合うのが大事)と、

夫の言っていること

(常識は人によって違う。だから分かり合えない。押し付けんな)は違うと思っている。

ただ、今の彼に伝えても、やっぱり伝わらない。

言葉だけが受け取られて、「そう言ったじゃん!」と返されそうだ。

何をみているか、何を信じているかで、こうも言葉の受け取られ方まで違うらしい。

 

私のこの言葉がなくても、

夫の中には「わかりあうために話し合う」と言う文化がない。

(気がする。もし違っていたら、ごめん)

いつだったか、息子とゲームのことで家族会議を開いていたら

「納得いかない」「俺が言いたいことが伝わらない」

といった息子に向かって夫が一言

「そう言うものでしょ。

社会には理不尽がいっぱいある。

納得いかなくても今は子ども。親がそう言ったら、そうなんだ。

おかしい!違う!と思ったなら大人になって

自分が好きなようにできるようになるしかない。

今は自分の考えを言ったて、意味がない、しょうがない。」

おお!力強い、ほんまそう

(社会には理不尽がいっぱいある)よね。

とも思いつつ、

でもだからこそ、家の中では理不尽さ、そこまでなくてよくね?

自分の考えを言ったってしょうがない、

意味がないみたいな発言も気になって聞いてみたら

「だってそうでしょ?

親(人)は、自分がこうさせたいと思うようにしか考えないし、

子どもが何か言ったってしょうがない。

分かって貰おうとしても、自分の思うようにはできないんだから、

相手の思うようにしといたほうが楽」

・・・・・・・

確か、お義母さん、夫には反抗期がなかったっておっしゃってた。

え〜と、あったんじゃないんですかね?

または、夫なりに出したけど、ご両親にとっては些細なことで

夫にとっては、言っても無駄だったんだと感じるほどの壁で。

もしかしたら、

遅れた反抗期がきてるんですかね?

乗り越えられる壁的な…。

ガシガシ!!と。

え?いや、私、壁じゃないから〜。

協力者だから〜〜(育児においては。

できれば人生においてもそうだったらよかったけど🤣)

 

口論で、勝ってはいけない相手もいたんだな…と。

負けた時に、「いや、やっぱりそれは違う!」と私は

納得いかなかったら行くのだけれど

納得できるまでね

(だから親から理屈っぽいとか、めんどくさいとか言われてたのか?

小学校では生き生きしてたが、中学校では問題児扱い)

社会に出たら、くぅうううと思って黙ることも発生したけど

少なくとも、家庭や親しい友人の間では

「おかしいと思ったらおかしいと言える」関係がずっとあった。

もしかしたらそこで、

相手が「それはおかしいよ?」と思っても黙ってくれていたのかもしれない。

あ〜、多分そうだな、、、きっと(遠い目)

ん〜、でもそれでもおかしいと思った時に、

「おかしいと思うよ」と言ってくれた人たちが周りにいたと思いたい。

 

夫は、納得したんじゃなくて、黙っただけだった。

「あのね、常識はその人が生きてきたり暮らしてきた経験の中から培われるのよ。

あなたの常識はたったの30年間、日本で生きてきた中で培われたもので

私の常識は34年間(あんまり変わらんけど)、日本と海外で暮らしてきた中で得たものなの。

日本の常識が世界の常識だと思ったら大間違いだよ。」

この宇宙人には何を言っても無駄だ。

と思ったのかもしれないし

言い返す言葉がなかったのかもしれない。

ずっと、そう思いながら燻っていたのかな?

口論で、相手が黙ったらそれは、納得の証拠なのではない。

理解すること、してもらう事を諦めたのだ。

誰もがみな、分かり合いたい、理解しあいたいと思っているわけでもないらしい。

 

早い時期から

「理解してもらおうとしても無駄」と思って青年期を過ごしてきた人もいれば

ずっと、そう思って大人になってしまった人もいる(らしい)。

 

「話せば伝わる」「理解し合えることもある」

という経験は、もしかしたら

その人だけじゃなく、周りの人の協力?関係性で成り立つものなのかもしれない。

運がいいことに

話せば通じる、理解し合える 環境で育てば、それを真実に生きていけるし

それまでの経験で

話しても無駄、自分の意見は通らぬまま押し付けられる環境で育てば、それを真実に生きていく。

 

どっちが幸せかは、他人が決めることはできない(仙人の名言より)

けれど、

ま、楽しい方がいいよね🎵(軽いっ)

あ、仙人風に言えば、どっちが楽しいかもその人次第ってことか。

 

基本嫌なことは嫌って言うし

間違ってることは間違ってると思うよって言うけど

(しかし、それで社会であんまり揉めた覚えはない。。。)

よもや、嫌なことを嫌と言わずに耐えるだけの人がいるなんて思ってもみなかった。

(最近あるセミナーワークで、自分の感情を伝えない人もまぁまぁいるのだと知る。

あ、私もなんだけどね、感情の取り扱いが難しい)

いや、私も嫌なこと耐えますよ?

ガッツリ耐えてますよ??

(でも本意ではないことは伝えたい)

しかし、いやと言える環境なら

(この日本なら言えるでしょ?

よもや、ブラッドダイヤモンドのシエラレオネの強制労働みたいな環境じゃない。

嫌って言っても殺されることないよ、今の日本、大概)

言うでしょう。

言わないと伝わらないでしょう…?

と思っていたので

嫌なことも嫌と言わない人がいるとは想像しにくかった。

嫌だと言わずに成長した夫は、

今、私相手に練習しているのかもしれない。

 

嫌だと言う練習を。

 

嫌だと言うには、嫌だと言っても嫌われない。

自分を出せる安心感が必要らしい。

そう言うと嫌われちゃうかも…と思っていたら

子どもも言えないらしい…

勉強しなさい。

○○しなさい。

お母さんに好かれたいから、子どもは頑張る、、、らしい。

 

 

ここまで書いていて…

今、こちらの本を読み始めた。

合間に。

 

いや、待て。

わかっていなかったのは私の方じゃないか?

え?

子孫が残せたら、夫にはむかつくようになっているの??

もうこいつの遺伝子は必要ない。

なんなら邪魔だと感じ始めるのは脳のせい・・・

 

💦💦💦

 

だ、だとしたら、、、、

すまん、夫よ…

と思いかけているところ。(現在1/3ほど読んだところ)

こちらの感想についてはまた今度。