あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

トウダイってなに?

ちょっとズレてる子どもの学びに関心のある皆さま

(おるんか?)

こんばんは。

 

子が小5ともなると、

身近ではないが、中学受験の話題が耳に入ることもある。

名古屋市の、地域によっては、

結構な人数がお受験組であるだろう学区もあるらしい。

久しぶりに会った友達親子が

「夏休み、遊ぶ友達がいないんだよ〜、みんな忙しくて。」

息子→何に忙しいの?

「塾」

へぇ〜勉強好きなんだね、俺は嫌い。

めんどくさい。(→おい!違うだろうよ?)

「中学受験のためだよ」

中学受験てさ…

なんで受験するん?

「いい学校に入るためじゃない?」

へぇ、。

俺だったら受けてみて、受かったらいくし、

落ちたらそれで良くて。

なんでわざわざ勉強するのかさっぱりわからん。

「いっぱい勉強しなきゃ、受からないからじゃない?」

彼女も塾に入っておらず、息子と同じく、

お家でゴロゴロ、漫画が好きなタイプらしい。

ちゃんと想像しながら答えてくれる。

〜じゃない?って。

 

俺だったら、友達が多い学校のがいいけどなぁ。

なんで、わざわざ勉強してまで行くん?

「いい大学に行くためじゃない?東大とか」

へぇ〜〜

ん?トウダイ?

え?灯台???

いや、おかしい、今は受験と大学の話をしていたはずだぞ?

・・・・・

 

トウダイって…何?

 

「え?」(気持ち「ぷっ」て吹いたのが聞こえた 笑)

「東大は、日本で1番すごい大学」

 

(やっぱり、灯台じゃなかったらしい)

何がそんなすごいん?

 

「東大は、日本で1番賢いとか、入るのが難しいと思われている大学かな。

いいって思われている大学に、入るのがいいって思っている人もいるのよ」

友人の返答に、

息子、

ヘェ〜、俺だったら琉球大なら面白そうだし行ってもいいけどなぁ!!

(→ナニサマ…??琉球大学さま、ゴメンナサイ)

灯台と思った息子、琉球大学なら行ってもいいそう。

 

 

久しぶりに会った友達と車の中でのやり取り。

 

ぷって笑ってくれてよかった(笑)

え?知らないの?とか

大丈夫?じゃなくて、

おもろいやん、こいつ。

 

と思ってくれたかどうか

主張強めの息子やその友達とも1日で馴染み(合わせてくれ?)

思いっきりアウトドアを楽しんだ♪

 

最初は、

「なんで女ばっかりなの?男おらんの?」

いうてた息子も

「楽しかったわ〜〜!あいつら(男子の友達)も来たらよかったのになぁ」

 

そこそこ、初めての大人には人見知りな方なんだけど

いつも笑顔の友人とその子たちに

いつの間にか心を許し、

一緒に話すことが楽しそうでした♪

息子が何を言っても笑顔で真っ直ぐに答えてくれる

彼女たちに、私も息子も癒されました♪

 

中学受験が悪いって思ってるわけじゃない。

友人が教えてくれた中学受験対策の塾なんて

先取りだけじゃなくて、

思考を問うものも多い。

都道府県もただ覚えるだけじゃない、

地理と歴史と政治を組み合わせて考えている友人息子(小5)に

感心し、

しかも楽しんで通っている様子を聞くと

面白そうだから、「君も行ってみないか?」と我が息子に紹介もしたりする。

私や友人が知っている子は「塾、楽しい!」と通っている。

 

中学受験かぁ。。。

「探究心を大切にした実験的な授業もあり

教科書通りに進まないこともあるが了解した」

みたいな念書に保護者がサインするなんて。

そんな教科書通りだけじゃない授業があって

特技を持った子が集まるなんて楽しそうじゃない?

切磋琢磨できる仲間が多そうな学校なら受験もアリじゃない?

って思ったりもする。

 

本人が行きたいって言えば、

チャレンジするだろうし

友達が多いところが良ければ地元を希望するだろう。

 

今はただ、「遊びたい!」

ので、塾も体を動かす運動系も

習い事は必要ないらしい。

 

私としては、体は動かして欲しいけど、

土日にキャンプや登山や海川に行きたいから

クラブチームもちょっと違うかな〜、

で、今。

時々、自然の中で遊んでいる。

(何にもない日はゲームとYouTubeと漫画)

 

私は単純に、山や海や川が好きだから

連れ歩いてるだけだけど

子どもにも、一緒に味わって欲しいのは

人生の喜び?自然の偉大さ

みたいなものに触れて欲しいってのと

危機管理能力を身につけて欲しいってのが

こっそりある。

そう、こっそりと。

1番は楽しいからだ。

楽しいついでに、

川や海の水の中での体の使い方とか

山での調理とか

 

イヤイヤ、

嫌いだったらそもそも近づかないから必要ないでしょ?

って、言われたりもするけど

もしかして、もしかしたら、船乗ってる途中で難破して、無人島で〜

とか(ないから!と思うけど)

津波が来て〜(だともう泳ぐところじゃないけど)

とか

 

ま、なんかさ、便利な日常だけど

もしかしたら

いつ不便になっちゃうかとかわからないじゃない?

ギリギリ限界の時に

助けてもらうだけじゃなくて

助け合えるくらいの余裕は

経験からもたらされることもあるかもしれない。

そんなこともちょろっと考えて

水の中や、山の上で、

実体験があるってのは、役立つ時もあるかもしれないな〜って思ってる。

1番は楽しいから!だよ。

 

周りは敵!人生サバイバル!

な考えも時には必要なのかもしれないけど

海や山でも助け合う経験を重ねて行けたらいいなと思う。

あ、もちろん街中でも。

 

あれ?何の話ししてたんだっけ?

あ〜、そうだ、灯台

 

今、たくさん遊んだ経験が

いつか、きみの道しるべみたいなものになってくれたらいいなと思う、

灯台が時々照らす暗闇の中の灯りのようにね。

 

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