あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

世界平和と家庭平和とテレビゲーム

うおおお、ついに買ってしまった。

Nintendo switchを〜〜T T

スプラトゥーン3 -Switch

Nintendo Switch(有機ELモデル) スプラトゥーン3エディション

 

「俺。今年1番嬉しい日だっ♪

お正月と、沖縄と、そして、今日!」

「帰りの道(33kmの自転車)も全然苦しくない!」

 

そんなにはしゃぐ息子を

オットと2人で見守って?

まぁ、これで良かったのかなぁ、と。

 

きっかけは、

「サンタさんにスイッチを頼みたい」

「ところで今、ママとパパはどれくらい頼んでもいい気持ち?」

え?それはなぜ?

「サンタさんは多分いろんなことを見てるから、

2人がダメだと思っていたら、頼んでもくれないかもしれないから〜」

そうか、確かにサンタさんは世界の幸せを願っているんだもんね。

お家で喧嘩が多かったら、世界平和になんてならんもんね。

今は10%…

から始まって

「30%を超えたら頼む!」

と言っていたのに

「30%じゃ、足りない気がしてきた…どうしたら80%になる?」

私からは、中毒性が高いらしいから、

『やることやって』からテレビやyoutubeを見たり

自分のコントロールができるなと思えたら

と伝えていた。

 

ことあるごとに、家電量販店やおもちゃ売り場に連れて行かれ

「俺が欲しいのはこれなんだよ〜〜」

と、売り切れの売り場とチラシを見せられていた。

見ているyoutubeも、Switch。

しまいには、コントローラーを印刷して立体に折り

ぴこぴこしながらゲームの実況中継を見ていた。(苦笑)

 

そうしたところ

なんと、オットが「スーパーで売ってた。ラス1だった♪」

と買って帰宅した。(子どもは寝ている)

 

え?        蘇る悪夢

まだ1歳の頃か

プラレールが欲しい!!とスーパーで駄々を捏ね

その頃は本当にお金もなくて

食費とオムツで月3万5千に抑えようとしていた。

オムツで1万いくで?

農家じゃないで?野菜も買ってるで?

大根の皮やにんじんの皮、里芋の皮も残さず食べていた。

(調理する時間もあった)

母「買えない。お金がない」

息子「お金ある、野菜買ってる」

母「食べ物が1番大事。おもちゃは買うお金がない。」

そう伝え、怒らず、ただただ、泣き止むのを待った。

ずっと待った。

そうしてやっと、駄々を捏ねても買ってもらえないと悟り

「帰る」と帰ってきたんだよ。

とオットに伝えた、その週末。

満面の笑みで息子と夫が帰宅した。

手にプラレール(のレール)を持って。

今思えば、電車よりレールの方が幾分か安い。

凡庸性がある。

とオットも考えたのかもしれない。

が、

私は、あんなに大変だったけど、泣くのを待つことで

泣いても、買ってもらえないと学んだみたいだと伝えたじゃないか。

うちには、おもちゃは買う余裕がないと伝えたと言ったじゃないか。

君の耳は、、、お飾りか…?

そんなことが重なって、

始まった(家庭内)冷戦。

 

今は雪解けを迎えつつあったではないか…??

 

そんな気配を察したのか

続けてオットが説明し始めた。

「限定らしいから、とりあえず、買ったけど

納得して渡せなかったらやめよう。

その時は、返品したらいいし、

万が一後からそう思ったら、その時はヤフオクで売ろう。」

 

「欲しい気持ちも分からんでもないから…

例えば、1ヶ月朝ジョギングして

俺は起きるの苦手だから起こしてもらって…

みんなで協力して頑張って続けられたら

みんな頑張ったね♪

のご褒美として、クリスマスに

家族のお楽しみとしてゲームを渡すのはどう?」

 

え?第3の提案??

成長している!!!(上から目線)

オッケー

乗った♪

 

てことで、ちょいと期間を伸ばして

「クリスマスまで、ジョギング頑張れたらスイッチ買おう」

と3人で、朝のジョギングを頑張っていたのだ。

(流行りの風邪、10日間と外遊びの日は除く)

 

買うと言っても、

のぞく店舗全て売り切れの中、

(本当はすでに買ってあったが、息子には内緒)

息子は、どうやって買うのか?

クリスマス前後に再発売するのか、日々気にしていた。

 

その日も

道にJoshinを見つけ

「帰りに寄りたい」

私は心の中で、

まぁ、ないことに納得したら落ち着くやろ。と

下で、待っていた。

数分後

 

「やばい!あった!

緊急入荷してた!!!

あったの。どこでも売ってないやつがあったの!!」

嘘だろ?

そう思って、階段を上がると

あった。

限定カラーのスイッチが

本日緊急入荷。

出来立てほやほや

ならぬ

入荷ほやほやだ。

番号が10までふってある。

これ、今Twitterしたら(しとらんけど)、行列できるんじゃね?

 

「ジョギング初めてちょうど1ヶ月なの。

今日おれ、自転車頑張って乗ってきて良かった〜〜。(往復66km)

昨日サンタさんに手紙書いたの出してなくて良かった〜〜。

(出す予定だったが、切手がなくて、買いに行けず伸びてた)

しかも、今日お目当てのパン屋さんが閉まってて

だからここ通ったんだよ。

サンタさんが見てたんだ、

頑張ったの見ててくれたんだ。

だから、出会ったんだ〜〜」

 

え??

超ポシティブですね??

買えると…??

「スミマセン、大人の緊急会議ヒラキマス。

君は向こうにいっててクダサイ。」

 

「もし、買っても、俺12月24日まで待つから!

ちゃんと時間守るから!テレビより時間守るから〜!」

 

そう言い残して、息子はゲームソフトの海売り場に消えた…。

 

「めっちゃ嬉しそうやったな。」

「サンタ、見ててくれたって言ってたね」

「今ここで、買わないとなくなるって思ってるね」

「目の前で買う方が嬉しさひとしおだよね」

「いや、そもそもまだ走りきれてないし、ルールも決めてないね」

etc

 

1時間後

うれしそうにクリスマスラッピングの大箱を持った息子が

笑顔でJoshinを後にした。

 

「ちゃんとルール作りをして、

お互いに納得してから開けようね」

 

思えば、いまだに話し合えていないんだけど

ジョギングは続いている。

 

クリスマスラッピングを希望した息子は

「ああ〜〜〜、中身が見えない!これ、破りたい〜〜」

と包装紙をすかしては中身の確認をしている。

 

うん、こんなに嬉しそうなら

今はまだ、これで良かったな、と思えてる。

あと数日、走り続けよう。

あわよくば、ビワイチまで走り続けて体力をつけたい。

 

クローゼットの奥に鎮座しているSwitch

f:id:rika-hongo:20221210142435j:image

***********************

 

ちっさなことです。

気にせず買っちゃえばいーじゃん?

とも思うんです。

しか〜し、

やっぱりゲームいらんのじゃね?

こんなに高いおもちゃ、贅沢じゃね??

とも思うんです。

屋根があって、ご飯が食べれて

そもそも、毎日安心して暮らせて、

誰も突然爆弾で死ぬこともなく

行きたいところへ行けて、

住みたいたい場所に住めて(お金があれば)

自分の意見を言うことができる。

当たり前だと思ってるでしょ?

でも

当たり前にできない世界もあって。

ほな、自分が持ってる力や物を、

知り合いや友達の世界にもシェアできたらいいのになって。

思ってるだけじゃ何にも変わらないんだけど、さ。

そう思ったら、

おもちゃに、

ゲームにそれだけかける必要あるか?と。

 

そしてさ、

オンラインやデジタルやなくて

リアルな本物を

5感を使って味わって欲しいのです。

まずは、自分で体験してみて欲しかったとです。

 

思っていたのに、買っちゃたんです。

そうです、

子育ては1人でしているわけではなく

相方もいるとです。

そして、今回は「試してみてもいっか」と納得して買ったとです。

 

全く考え方が違う時、どうする?

を、

まさに体現できる時じゃね?と。

 

帰宅したらすぐ携帯、のオットと

我が家は産後、数年間(6年くらい?)冷戦状態でした。

携帯だけが原因じゃなくて、その他諸々色々と。

育児が初めてな私と

外で働くから育児・家のことしない任せたと思っているオットと。

(もしかしたらできなかったのかもしれない)

冷戦だと思っていたのは私だけで

「え?うち、仲良くない?

一緒にご飯(黙々と)食べるし、

週末は(俺が寝ていなければ)時々一緒に出かけるじゃん?」

どんだけ、会話やコミュのない家庭だよっ?!

そう、そもそもの家庭感も育った環境も考え方も違うから

そこを擦り合わせていけたら良かったんだけど

北風のように擦り合わそうとする私と

コートにくるまり出てこないオットと。

太陽になったわけじゃなくて、

もうこれは子どもが成人するまでの辛抱だわと諦めて

放置し始めたら、

北風吹かんならコートいらんかったじゃん?みたいな。

たぶん。

 

ゲームに関しては

全く考え方の違う私と息子

で、その間をオットが第3のアイデアを出してくれた感じ。

今回1番、腑に落ちたのは

車に乗ってた時

NHKの「デジタルとの付き合い方」を

大人と子ども(家族)で考える番組が流れてきた。

小学生の男子が、いろんな犯罪もあることを知り

「ちょっと怖いな〜。」と話した時

すかさず私が

「そうなの、だからオンラインゲームとか、どうしたらいいか悩むねん。」

と言ったら

「でもさ、俺も考えるよ?

知らん人とはチャットしないしさ」

と言いながら息子もなんだか怖い事例について考え始めて始めた時

 

「あのさ、君も考えてるから大丈夫だと思うんだ。

大丈夫だと思うんだけど、絶対間違わないなんてことはなくて。

失敗するんだ。

失敗したり間違いながら、勉強してって、やり方を学ぶんだよ。

巻き込まれたらどうしたらいいんかを、学んだらいいんだ。

しまったと思ったら、そこから学ぶんだよ、仕事でもなんでも。」

 

ハッとした。

そうだった。

私が死ぬまでに子どもに伝えておきたいこと。

『生きてるものをいただいて、生きていること。』

と同じくらいに、

『失敗しても、やり直せる、立ち上がれるってこと。』

小さな成功体験も大切やけどさ、

小さな失敗からの立ち直りも同じくらに大切やと思ってる。

(気力だけじゃなくて

責任の取り方とか、行動に繋げていくこともね)

 

ついつい、

失敗しないように。友達と喧嘩しないように。

トラブルに巻き込まれないように。

いい高校に入れるように?

できるだけ道を整えておいて、その道を子どもに紹介しがちだけど

そもそも、そんな準備された道、私好きだったか?

いや、

知らず知らず、親の誘導に乗っかってここまできたんやろうし

自分の努力できたと思っていても、ある程度整えてあったに違いないんだけど

(すでに日本に生まれてきているだけで、かなり整っている)

それで良かったことも多々あるだろうけど

こけたときの、立ち上がり方教えてるか?

まだこけてないんじゃね?

そこで、あえて、道をイバラにする必要もないけれど(苦笑)

 

間違えないように、失敗しないように

その気持ちもわかるわ。むっちゃわかる!

でも、大切なメッセージは

やりたいことはやってみなはれ!(失敗しても)大丈夫!

 

そう思い出して、

あ、この人と結婚してたんでも、まぁ良かったんかな〜

と思った次第。

 

失敗した後のやり直しのチャンスを、まさに今私がもらってるんだと思う。

あ、オットもね!

 

どんだけ、生活習慣や価値観が違おうとも

(そもそも結婚前に気がつけよってことだけど)

やりにくい人でも、第3の道を探って

心を平和に、生きていければ

『みんな違うのが当たり前。どうやって第3の道を探すか』

を伝えることもできるんやないやろか。

 

ちっさなことです。

小さいけど、

多分、家庭平和に、地域平和に、日本平和に、世界平和に

繋がっていると思って。

 

***********************

 

「子どもの力を信じて任せる」

これ、めっちゃ聞こえのいいパワーワード

でもさ、中毒って

それ、精神論では乗り越えれんで?

酒、タバコ、薬、ギャンブル

もしかしたらそれ以上のソフトドラッグやで?て、

WHOも言うてる。。。

テレビゲーム

中毒患者は自分じゃ気がつかない。

それを身をもって知っているはずなのに買って良かったんだろうか?

そんな思いとせめぎ合いながら

買い

一時期の子どもの喜ぶ顔で、喜ぶ自分。

 

時間の制限はかけたくないけど

(いちいち、親がルールを決めるのも好きじゃない)

やっぱり、時間は決めておこうかなと思っている現在。

それ以上に、楽しいオフラインの時間も作って行けたらいいな。

うまいこと付き合えているご家庭、ご指南ください。

 

すでに、買うソフトも決めているらしい。

家族で遊べるやつがいいなとリクエストもしておきました。

さっぱりわからない><

桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~【Amazon.co.jp限定】オリジナルPC&スマホ壁紙 配信

釣りスピリッツ 釣って遊べる水族館 サオコン同梱版 -Switch【Amazon.co.jp限定】ゲーム内アイテム:魚召喚レジェンドロッド「モンスターアンコウロッド」 配信

マリオカート8 デラックス - Switch

Minecraft (マインクラフト) - Switch (【Amazon.co.jp限定】オリジナルマイクロファイバークロス 同梱)