あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

子(育て)を手放すタイミング

 

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なんちゃってドラムデビュー

暖かい方たちに恵まれて

潮風の気持ちのいい海辺にて。

もうね、周りの方々が優しすぎてあったかすぎて感謝しかない。

友達との時間も楽しくて、最高な週末でした。

 

さて、息子っち、

な~~~んにも習い事なんかしていなかったのですが

ドラム習い始めました。

いえ、

ドラムで遊ぶことを始めました。

コロナ禍で、休校中友達と遊べなくなり

(当時の我が家の)厳粛な自粛の中で

(自転車で行ける義実家にも行くのも控えていた)

唯一遊んでいた友達が好きすぎて・・・

学校が始まっても、

その子と遊びたくて遊びたくて

ついでにアニメソングを歌ったり、

リズムを取るのも楽しくなってきて

お友達が習っているドラム教室?に体験に。

「人の意見を聞こう。

その時は・・・否定をしない。

自分の意見も言おう。

言わなくてもよし。聞くだけでもよし。

途中で意見が変わってもよし。」

そんなことが書いてある教室の一室。

 

2人でドラムをたたいたり、カホンをたたいたり、ジャンベをたたいたり

変わったり、遊んだり、話したり

 

そりゃぁ心地よかったらしく

習いたい!(つまりは友達とあそべると笑)

 

講師のミッチーがそれはそれは素敵な人で。

母も一目ぼれ♪

いくらでも送ったるわ!

と言うことで

 

なんとなく習い始めました。

性格が出ていて、

きちんきちんとたたこうとする息子っち。

きちんとしようとするあまり、体ががちがち。

楽しんでリズムに乗ったらええんやで~~

と伝えるも、もう母のこと、聞く耳持たず。

 

ご縁に恵まれて、

お友達が参加するフェスになんとな~く参加♪

させていただきました。

友達は慣れているだけあってうまいっ!!

曲に合わせて叩くドラムを変えていたり。

で、息子っち。

叩きたい、叩いてみたい!

でも、自信がなくて。。。

んが!

変わってもらいトライすること数回。

もうね、皆さんが暖かすぎる~~

 

え?むっっちゃずれとるやん???

なリズムになっても回りが聞こえていない・・・。

も、申し訳ない~~

ついつい、隣に行って、肩をリズムに合わせてトントンと叩いて伝えた母

→ほんと、余計。

息子、やめて!と手を振りほどいて

「ママがへんなことするから、うまくたたけんじゃん!」

人のせいかよ?

いや、そこじゃないよね・・・。

 

息子、気分を害し(そりゃそうだ)

もうやらん。と後ろへ。

その後、友達の楽しそうな様子を感じたり

「いいね!うまいやん」のかけ声をいただき、また参加。

 

主催者さんが見ている私たちに

「子どもたち、いいねいいね~~。

どんな風に叩いても、口や手を出さなくていいから。

好きに叩かせてあげてね。

一緒に楽しんでるうちに、あってくるから。」

と。

 

翌日、息子のいないところで

「すみませんでした~。あまりにも外れていて・・・」

と言い訳をしたら

てか、私、誰に言い訳してるの?

誰に、分かった親風に見せたいの?

リズムずれるからやめて!何て誰にも言われてないで?

 

私、本当に息子が楽しめることや

成長することを

応援していたんじゃなくて

「私、リズム違うの分かってるんです。

私そこまで分かってない親じゃないんです。」

ってアピールしたいのか・・・?

さらに

「そんなヘタならずれるからやめて」

って思われたら嫌だなって思ってなかったか・・・?

誰もそんなこと言ってないぞ?

 

そもそも

「うまく叩けたでしょ?」なんてチガウシ。

音楽を楽しんだり、

仲間と楽しんだらいいよ~

って言ってるのに、

叩き始めた息子がこっちをみてるのが違和感なのも

私のせいやん??

 

だれより、私自身が

楽しむより うまく叩くことを強要していたのか?! と。

 

「すみませんでした~。あまりにも外れていて皆さんにも迷惑だったかと」

と言った時に

「いやいや~、制限なんてしなくていいんだよ。

楽しく叩いたら、そのうち合ってくるんだよ。

なにより参加している大人にも、制限出してないからね~」

その時、ハッとしたんです。

 

制限されていない大人は、子どもにも制限をかけない。

優しくされた人は、周りに優しくする。

 

子どもたちが少々ずれててても、

気にせず楽しそうに演奏する各種バンドさんは

楽しいからしてるんだよね。

 

音楽だけじゃない。

息子が、じゃない。

私だ。

私が何をするにも

”楽しむ”より ちゃんとしなきゃと思ってるんじゃないだろうか。

子育てもそうだった。

楽しむより

ちゃんとしなきゃって

だから、子どもの体がどんどん固くなってきたんじゃないの・・・?

いろんなこと自分に制限してるから?

息子への制限もあるんじゃないの?

私、息子のそばにいちゃダメだ。

 

なんて、思っちゃいないけど 

少なくとも、音楽の楽しさより

”ちゃんと”を押し付けてしまいそうなので

音楽に関しては口を出しますまい!!

(いや、その他も)

丸投げです!

頼みました、みなさん。

 

環境を用意するのが大人の仕事

と思ってましたが

こんな風に任せられる人がいるなら

さっさと任しちゃえばよかったんや~。

習い事、なんて必要ないと思ってたけど

子どもの周りに、素敵な大人が沢山いるなら

どんどん出会って欲しい。

 

ドラムを習う、

と言うよりは

ドラムを通じて学べることのほうがはるかに多そうで

いい人たちとめぐり合えたな~~と思います。

 

これから、どんどんいろんな人に出会って

どんどん(気がついてなかった束縛)から離れていって欲しいなと思います。

自分に制限があるから、息子にも制限をかけてるのかな

とハタと気がついた今日。

 

飛びたて、とびだせ

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