あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

山と漫画と小説と

山小屋に泊まると、

必ずといっていいほど置いてある漫画がある

「岳」

息子、最初に泊まった「みくりが池温泉」にて

(赤岳に向けて、山小屋はいいぞ〜と植え付けようと

私の知る限り最高級の山小屋?

高所にある温泉宿?を選んだ。

結果

「俺、山に行くなら、

みくりが池温泉みたいなとこなら行ってもいいな〜。

温泉にだけ浸かりに行きたい」

と言うほど、満足したようだが、

「山に行きたい!」には繋がらなかった…。トホホ)

岳を読み始め

赤岳頂上山荘でも読み続け

読み切ったらしい。

私もまだ読んでいる途中だが、これが味わい深い。

山が大好きで、人が大好きで

北アルプスに(テント泊で)住んでいる三歩を中心とした

遭難救助をメインとした人間ドラマである。

漫画だから、事実はこうじゃないだろうなと言う場面もあるだろうが

漫画として、とても面白い。

息子でも、一気に読めるほどだ。

 

そして、彼はもう山には登らなくていいと言っていたのに

八ヶ岳の赤岳に一緒に登ると言い出した。

「だって、ママが1人で登って…帰ってこなかったら嫌でしょ?」

 

ギャオス!!!

む、息子よ〜。かわゆすぎるっ。

が、そんな思いで登るのか? 辛くない??

 

「大丈夫。夏の赤岳なら大丈夫。いろんな人にも聞いたし

絶対、大丈夫。練習もしてきたでしょう。」

と安心させようと答えたものならば

 

「山に「絶対大丈夫」はないんだよ。

「もしかして」があるんだよ。

それにママ、よく道間違えるし…」

 

確かに!!しかし、

自分がついていけば大丈夫と思っているのか?

いざという時にそばにいたいと思ってくれているのなら

ありがたいけれど、そんな気持ちでいるのも怖いだろうな…と思い

 

たくさんの人が登る山だし、

登山道も整備されてる(から迷いにくい)し

去年1人で北八ヶ岳を登って雰囲気はわかるし

今回は1泊するから体に負担少ないし

何より練習もしてきたし

危ないと思ったら引き返すし

絶対「ママ1人でも大丈夫」

家族で

ご来光を見たかったけど、行きたくないなら来なくても大丈夫

と伝えると

「やっぱ、1人で留守番も寂しいし、山小屋気になるし、行こっかな

赤岳だけ!他はまわらない!!」

と豪語して、やってきた。

 

めっちゃ楽しそうだったけどね(笑)

 

私は、冬季登山をしたことがないのだが

雪山に登ることができたら気持ちいいだろうな〜とも思う。

ただ、いざという時の準備や練習もしておらず

雪山を歩くことの方が辛そうなので手を出したことがない。

手を出す前に

いつか雪山歩いてみたいな〜と口に出したら

「いっちゃやだ!いつ雪崩が起きるかもしれんし

知ってる?雪の下に道があると思っても、なくて落ちちゃうこともあるんだよ?

雪の山は絶対行かないで。」

と、おそらく岳で学んだ知識を総動員しての警報。

 

山を軽く見て登るよりは、危険もあると承知しながら登ってほしいけど

危険ばかりに目が向いちゃうのもしんどいやろな。

(そういえば息子は、地震対策のために

絵本を読んで防災リュックを作ろとしたら

いつ地震が来るの?と地震がくることを想像しすぎて、夢にまで見て寝れなくなったり

熊鈴がある所では熊が出たらとリアルに想像して動けなくなったり

想像力が半端ない、多分。

かといって、日常生活で相手の気持ちを想像するのは多分苦手)

息子が1歳の頃、1ヶ月ほど私は入院した。

その後も2年ほど、階段を登ることもしんどくて、

常に貧血で、道の途中で休んでいたりするのをうっすら覚えているようだ。

もう、元気だよ♩

 

楽しそうな、山漫画。。。

 

昨年オーレン小屋で読んだ漫画をググってみた。

絵柄が可愛く読みやすかったものや

 

ちょと大人っぽい絵柄で…美味しそうなもの

 

こちらはネット検索で面白そうだなと思ったもの

 

こちらは立山に行く前に購入したもの。

イラストと文章で、読みやすくて可愛い。私しか読んでいない。

 

岳漫画調べていたらモデルさんがいることを知り

いつか読みたいリストの2冊

 

友人がお勧めしてくれた山岳小説 新田次郎

息子は小説を読まない(本人曰く:笑)ので

私が読んで楽しもうかしら♩

 

皆様、お勧めの山岳小説や

お子さんと楽しんでいる漫画ありますか?