忘備録
11歳:体調不良で自宅療養中
もしかしたら、何か気になること(ストレス)でもあるんかいな〜と思って
寝る前に
「なんかさ、最近気になることってある?」
と聞いてみた。
すると…
「ねぇ、どうしてロシアとウクライナは戦争辞めないの?」
え???
それ?私の想像とは違ったけど…。
思っていた以上にでっかい問題ですね…。
その時の受け答えはこちら→どうして戦争辞めないの?
色々話が行ったり来たりして…
「ママはどうして、ばあちゃんのとこに来たの?」
「あ、君はなんで来たか覚えてるんだったっけ?」
「ううん。なんでか覚えてないけど、透明な雲みたいなとこにいて〜で、来た」
3歳の頃、お風呂にて
・パパが笑っていて、パパのお腹に入ろうとしたら入れなくて
そしたら隣のママのお腹は空いてたからママのお腹に入ったの。
・パパのお腹に入ろうとしたら、ちんちんで穴が塞がれてて
ママのお腹に入ったの。
と言っていたことがある。
そんなにパパが好きで来たなら、
(その頃は本当にひどかった)もう本当に離婚したいけど
私より、パパを選んできたなら…
息子が「もう2人一緒じゃなくても良い」って言うまで頑張るか…
と別居と離婚を押し止まった記憶がある。
今はもう、あの壮絶な時は乗り越えて?
いや忘れて?(そう、2年くらい記憶がない。
当時の息子の顔も、出来事も覚えていない)
まぁ、子育ての同志、みたいな感じでチームになってると思う。
お互い、できるだけ頑張ろうとして、あの結果だったんだよね。
間違っていたとしても、それが最善だと思っていたんだよね。
と。思えるくらいに、私もある意味大人になった。
「ママは、覚えてないんだけど…
ばあちゃんを選んだかどうかも覚えてないんだけど
ま、生まれてきてよかったかなって思てるかな。
君に出会えたしね♪」
「そういえば、生まれてくるときに両親を選んで生まれたり
神様と相談して、使命を持って生まれたりしてくるらしいよ。
でも、生まれてくると忘れちゃうんだって。」
「ねぇ、みんなさ、どうやってその使命を思い出すの?
これが、使命だ!って。
神様と約束したな〜って思い出すの?
それとも忘れていたらどうやって使命だってわかるの?」
「ねぇ、ママはどんな使命を持って生まれてきたの?」
はうっ!!
日々使命なんて考えてなくて、
乗り切るだけで精一杯かもです…。
と思ったけど、昔の気持ちを思い出して…
「う〜ん、生まれる前の使命かどうかわからんけど、
世界平和?
気がついたら、世界にはいろんな子がいて
私はこんなに食べるものも住むとこもあるのに、
住むとこも食べるものもない子がいるのはおかしいと思って
小学校の頃は、そんな不公平がなくなると良いなって思ってたよ。
なくすためにはどうしたら良いんだろうって。
なんでそう思ったかしらんけど。
だから、食糧難を解決できる食料の研究しようとして…でも研究室での実験はなんか違うなって思って(ママの頭じゃわからなすぎて、もっと得意な人たちがした方がいいなと)
そして、いろんな世界のこと知りたくて、色々旅して。
そのうち大人になったら
戦争や争いが起こるのは、宗教や言語が違って
お互いを知らないからだと思って。
住むところや習慣や宗教や言語が違っても、
みんな家族を思う気持ちは同じだし、
誰かを攻撃するよりは助けたいって思ってるし
もし、盗みをしちゃう人がいても、それは悪いことだけど
盗まなくてもよい生活ができていたらしなかったかもしれないし。
お互いを知れば大きい争いも小さい争いも減るんじゃないかと思って。
だから、そうだね〜
お仕事始めたのも、お金が必要だったからってのもあるけど
みんながお互いを知れば、分かり合えると思うんだよ〜って気持ちでお仕事してるよ。
知ることで、分かることもあるよ〜って伝わると良いなって思ってお仕事してる。
そうだね、だからそれが使命?なんかどうか分からんけど。
お仕事だけじゃなくて、
君にも、パパにも、周りの人にも、
まずはママが知ることから始めようって思ってる。
それが、今、できることかな。」
ふ〜ん、と息子は言った。
「ああ。俺、どんな使命なんか覚えてないわ。」
「良いんじゃない?
忘れてても、幸せに生きたらいいし
もしかしたら生活してる中で、こうしたい!
こうできたらいいな!って思ってそうしてたら
それが使命になってるかも知れないし。」
「あ〜〜、俺の使命、パパとママを幸せにすることだったら良いのに!!」
ズキュン!!
もう、すでにパパとママは超幸せ者です💕
と思った瞬間、次の言葉
「だって、それならすごく簡単なのに。」
(笑)
そだね、もうできてるもんね♪
そして、それが簡単だと思える君で
ママは、ますます幸せだな〜って思たよ。
早く元気にな〜れ♪
いや、元気やなくても、もう十分幸せだけどね。
この話、夫にしたら泣いてた。
涙腺脆いわ。