できたっ!!
俺が作った、俺の時計〜〜♪
今回の旅(登山の予定だった)のもう1つの目的は
腕時計を作ること。
小学校4年になり部活が始まりましたが
だんだんと部活のない日も
外で友人たちと遊ぶことが増えてきました。
帰る時間をちゃんと気にしていてくれたらいいなぁと言う気持ちも込めて
10歳の記念に、時計をプレゼント♪
せっかくなら、時計の原理も含めて
自分で作れたら工作男子にとっては、なお楽しいのでは?
と、時と時計のミュージアム 儀象堂 へ行ってきました。
時計のふるさと諏訪で時計づくり工房を持つ、
しもすわ今昔館おいでや 時計工房儀象堂 (HPより)
セイコーエプソン(旧諏訪精工舎)OBの技師が一人ひとり丁寧に指導してくれるそう。
クォーツとは
いわゆる電池式の時計で、
発振部(正確さを生み出す源)にクォーツ(水晶振動子)を使用した時計。
水晶に電圧をかけると振動する特性を利用し、
水晶振動子が発生したパルスをステップモーターで回転運動に変え、
歯車によって秒・分・時針を動かす仕組み。
セイコーは1969年に世界初のクオーツ腕時計発売。
価格は45万円と当時の大衆車と同じ値段だったそう。
それまで1日の誤差は5〜45秒だったのが
1ヶ月の誤差で0.8〜20秒になったと言うのだから、
精度が爆上がりしたことは言うまでもない。
さてさて、選べるコースは3通り。
工作男子は工作好きと言うこともあって
小学校高学年からの45分コースを選択。
母は横で写真を取りたいがため、
クロックコースを選択。(腕時計はしない派)
先にクロックコースの説明と組み立て。
母も自分でやりたいのに、斜めになっている針を
スタッフさんがやり直してくれて…
「あの、自分で作りたいんデス。」
針をはめる動作も、確認しつつスタッフさんがしてくれて
「あの、自分で作りたいんデス。」
を3回ほど連呼。
けれど、さらっと流され、あっという間に、
時計完成
息子も私も「これは自分で作れない…?」とやや不安を持ちつつ
息子の腕時計作りがスタート。
不安
必要なかったデス。
小さな針を平行に乗せていく作業。
思いのほか細かくて、うまくいかない。
何度も何度も、やり直し。
それを確認しつつダメ出し
横から見守ってくれるスタッフさん。
息子が諦めかけた時に
「やっぱり難しいんですね」
と話しかけると
「ええ、小学4年でできる子は数えるほどしかいませんね」
それを効いて俄然張り切る工作男子。
そして、やっと、合格をもらい完成しました〜〜!!
45分、コツを伝えつつ、横から見守り続けてくださったスタッフさんに感謝!!
(おそらく、子どもの方に時間をかけるため
クロックコース側早く終わらせる必要があっったのかな。)
作り終わった後は大満足♪
この旅の途中も何度も何度も時間を確認し
「俺の時計、かっこいいね〜〜」
「大事に使おう!」
と、嬉しそうでした♪
ありがとう><
その後は、時のミュージアムへ。
めっちゃ、楽しい♪
これ、時計の原理とか
物理をサボっていた人(私)でも、
なんとな〜く、動かしながら←ここポイント
なんとな〜く(だけど)わかるようになっています。
いや、正直かなりレベル高くて全ては理解できていないケド。
水晶に電気を流すと振動するのが目に見えたり!!
(↑写真撮り忘れ)
歯車がどのように噛み合っているのか
振り子時計や機械時計の仕組みが自分で動かしながら
内部の様子がわかるようになっていました。
もっと、ゆっくりみたい〜!読みたい〜!
という私の希望は
「そろそろ宿に行って温泉入ろうか」
の息子の希望には勝てず…。
もしまた諏訪に来る予定があれば、
ここ再来したい場所ナンバーワンです。
多分。
中庭には
中国、北宋時代の1092年に建設された大型天文観測時計を設計書をもとに復元した
水運儀象台が展示してありました。
中に入ると、
水時計からなる時計と、天体観測をする天球儀も時計に合わせて動いているのを見ることができます。
「すごいわ〜〜、
こんなの、よく作ったねぇ〜〜」
感心する母の横で、
「水車でしょ」
自分の腕時計にみほれながらさらっと歩き終わった息子でした。
腕時計作りを体験の際は、
先に見学の後、時計作りをされることをオススメシマス。
しもすわ今昔館おいでや 時計工房儀象堂
電話番号 0266-27-0001
営業時間 3月〜11月9:00〜17:00
12月〜2月=9:30〜16:30
入館料大人=600円
小中学生=300円
こんなサイトも見つけました♪
時間があるときに親子で覗いてみたいです♪