ロープーウェイを下りたら
そこは、一足早いクリスマスツリーだった。
八ヶ岳ロープーウェイ
北八ヶ岳ロープウェイ｜蓼科、八ヶ岳の観光スポット・トレッキング・バリアフリー対応
山麓駅（標高1,771m）から山頂駅（同2,237m）まで一気に駆け上がると
景色が違った。
せっかくなので、坪庭を1周。
あ〜〜登りたかった！
この登山道の向こうに北横岳がっ！
そのうち晴れてきて
一番の目的地だった三ツ岳もひょっこり♪
せっかくなので雪合戦しながら（手が冷たいっ）
縞枯山荘まで足を伸ばしてみた。
フォルムがかわいい♪
半周する頃には、
晴れ間も見えて北横岳も顔を出した。
これ、北横岳だけなら登れたんでない？？
（三ツ岳は雨上がりには危険…）
と息子を誘うも、
「パパがいないなら俺は登らない！」
（パパ、あまりの寒さにロッジで待機）
確かに、往復2時間。
初めての山、
息子にとっては初めてのちらつき雪@山
やめていて正解なのだろう。
ああ〜〜、今年、登っていたかったなぁ！！
息子は絶対
三ツ岳好きだったと思うのよ…！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ほんまのほんまは…
8時半のロープーウェイに乗って、
坪庭→北横岳→三ツ岳→雨池→坪庭
の男子が好きなコースを登るつもりだった。
登山だけでは食いつかない息子のために
皆が楽しめるようにと
「前日にゆっくり名古屋出て、
塩尻でぶどう狩りして、蓼科大滝見て宿
翌日登山」の計画を立てた。
ところが、数日前から天気予報が怪しくなってきた。
前日のほうが晴れっぽい。
ここは、逆にしようか…と
早朝名古屋を出るも…
茅野についたら
当日の天気は濃霧&やや強風…。
今日登るがいいか、明日に延期するか…
ぶどう園にいつまでぶどう狩りができるのかを電話して
やっと通じたのが
なんと八ヶ岳ロープーウェイ乗り場だった。
「ぶどう狩りは今日までです」
なんとっ…！！
「俺は、山登りよりぶどう狩りがしたい！」
むむむっ
これは気持ちよく山に登ってもらうには
まずはぶどう狩りか？！
天気予報は翌日も晴れ予報
しかも風が弱くなるみたいだし
と
霧が晴れてきたロープーウェイ乗り場を目の前に
塩尻にUターン。
（の時点で、夫やる気をなくし寝に入る…）
ぶどう狩り→下諏訪で腕時計作り→
翌日登山に変更したのだった。
翌日の朝、雨音で目が覚めて、落胆した。
昨日登っていたらよかった…。
そう思う私の横で
夫は「登山のために来たなら昨日登るべきだった」
分かっている…
多分1番楽しみにしていて落胆しているのは私なんだよ。
息子は「俺、時計が作れてよかった！」
よ、よかった、旅の思い出が楽しいもので…。
それでも諦めきれない私は
なんとか雨が上がり始めた頃を見計らって
北横岳ヒュッテさんに電話して天気を確認した。
「山頂は積雪2cm。雪が降っています。
お子さん連れだと、登れても下山が厳しいかも。
様子見ながら、無理ない範囲で。」
聞いた瞬間
私のレベルで
息子と夫を連れての登山は厳しいな。
と、登山を諦めた。
せっかくきたからとロープーウェイにのるか
坪庭に行っても登れないなら
他の観光地をめぐるか
さてどうしたものかなと思っていたが
高速道路の速旅チケットの期限は
（2022信州ビーナスライン・レジャーチケット付ドライブプラン）
11月6日だった。
それまでにまた…
これへんな…
それなら、まぁロープーウェイで八ヶ岳を味わうか！
と、みんなで坪庭までロープーウェイで登ってきたのだ。
なんだかんだ
上がってきてみたら
それなりに坪庭散策を息子は楽しんでいたし
寒いけれど、しっかり歩けていたから
もしかしたら北横岳なら登れたかもしれない。
という欲が出た。
が、懸命な息子のおかげ？で
登山はせずに、坪庭周遊で下山した。
今回の学びは
山登りは、天候が晴天でなくでも、
「登れる時に登っとけ！！」
結局諦めた日は、
それはそれは、いい天気で
山頂からの景色も抜群だったようだ。
（最近はTwitterというものでリアルタイム映像も確認できる）
悔しがっても仕方ない。
（つまり悔しがっている…）
登山ではなく
観光として楽しむか！
と
近くの蓼科大滝も見に行った。
滝と周りの紅葉も美しかったが
そこまでの道のりも
八ヶ岳らしく
苔むしていて、私のツボだった。
気持ちのいい場所で
気持ちのいい空気を味わいながら
観光としては、色々と楽しんだ1泊2日だった。
次回はぜひ、（雪山は挑戦したことがないので）
来年になるが
北横岳と三ツ岳を楽しみたい。
山友親子を募集中デス♪
