

左:海の生き物シリーズ(首長竜とジンベイザメ 息子作)
右:ある日の朝ごはん。フランクドックにしてみた(豚のようなトリケラトプスは母作、うまいトリケラ息子作、人形はオットー作。
酵母を作り始めて、3、4年?
きっかけは、お家パンが食べたい。
せっかくつくるなら
シンプルで美味しいパンがいい。
と、思っていたけど天然酵母って買うと結構するんです・・・。
・・・天然って付いてるくらいだからつくっちゃえるんじゃない?
といくつか本を調べてみたら・・・
あら!簡単♪
*レーズン(オイルコーティングしていないもので。簡単)
*イチゴ(香りよし!贅沢~)
*りんご(簡単、おいしい)
*ナシ(おいしい)
*びわ(おいしい!発酵が早い)
*梅(少し苦味がある)
*フレッシュミント(野性なみに元気に生えているやつだとシュワシュワしやすい)
*にんじん
*トマト(でも起こせるらしい)
そして、そして・・・自然栽培や無農薬の果物には力があるのか・・・?
芯や皮を使ってもちゃ~んとシュワシュワ発酵してくれるので、
果物を食べる→捨てる芯や皮を使う(私は気になるので無農薬のものを使用)
と、なんとエコ!!
さてさて、これまた簡単に起こし方を書くと・・・
1)瓶を煮沸消毒
2)酵母を起こす材料と水を入れる
(シュワシュワするので材料は半分以下。水は2/3くらい)
糖質をいれると早いけれど、入れなくても酵母は起きます。
3)時々振って、瓶のふたを開ける
夏場は3日~冬は10日くらい
4)できあがりは、シュワシュワしていい香りがしてきたら♪
変なにおいや(腐敗)、痛いようなすっぱさがしたら(←発酵しすぎ)
パンに使うのはやめておきます・・・
これを液種として、
→元種を起こしてパンを焼いたり
→炭酸水つくったり(ハーブの液種)
→シードルにしたり(りんごは成功。柿は酢になった・・・)
いろいろ遊ぶことができます♪
・にんじん・りんご・長芋 同量をすりおろして(ごはんもいれるとあるがなくてもできる)瓶に入れ、混ぜる。時々ませて、ぷくぷくあ我が元気に出てきたら出来上がり♪
自家製酵母の(ちょっと)難点は
・パンを焼きたいときに、一番元気な酵母ちゃんになるように逆算が必要
(最近は、冷蔵庫でしばらく眠ってもらうので、ま、いっか~)
・生地のベストな発酵タイミングは見ていないと分からない(てごね。ホームベーカリー向きではない)
ちなみに、購入する天然酵母のいいところは
・思い立った時に、比較的すぐにパンが焼ける
・量が決まっていて過発酵、発酵不足になりにくい
冷蔵庫で数日おいて過発酵しすぎた時(いまいち酵母の元気がないと感じて、一晩置いたときなど)のパンは少しすっぱかったり、どちらかというとハードなパンになりやすい自家製天然酵母。私はハード系も好きだし、本場のドイツパンを食べなれていたから(すっぱいし、固いし、ぱさぱさ。失礼)少々すっぱくても、固くても平気だったけど、ふんわりパンが好きな息子とオットーの評価は低かった・・・
そのため、焼きたてパンが食べられるホームベーカリー様向きの
天然酵母も冷蔵庫にスタンバイ。
たまにのパン食、美味しく、楽しく、(経済的に)作りましょ♪