あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

あなたのこころが喜ぶ ”しごと” カンタ!ティモール

あなたの心が喜ぶ仕事 あなたの命が輝く仕事

ってなんですか?

 

本日は

ずっと見たいなと思っていた映画をみてきました。

 

家族と見に行くことができて、本当に良かったです。

(6歳の息子には辛い映像も含まれるだろうと託児)

 

 

自分の気持ちをめったに言葉にしないオットーが

「これって上映会ってできるのかな?」

もう、この一言が聞けただけでも、行ってよかった。

 

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陽気な歌と、きらきらひかる子どもたちと、

戦争の体験と平和への想いがいっぱいのドキュメンタリー。

 

”あなた” と ”わたし” の区別があいまいな 国

子どもはすべて ”地域の子”

”怒りはない” ただ ”悲しい”

"怒るのは神様の仕事” 私たちにできることは、ただ弔いをすること

平和とは、お金では変えない。演説でもない。政策でもない。暮らしそのもの。

 

東ティモール、2002年インドネシアから独立した小さな島。

私は当時、漠然と、独立したけど治安が悪化して内戦のあった国と記憶していました。

内戦ではない、占領でした。

東ティモール独立は多くの国に支持されていましたが、当初日本は反対。

ヨーロッパ各国が経済制裁をとった際も、インドネシアに余剰の支援をしていたそうです。それは、インドネシア沖の油田からより多くの資源を安く提供してもらうために。(支援はもちろんインドネシア軍へ渡ります。)

日本の官僚や政治家が悪いのか・・・?

その時一番恩恵を受けていたのは、安く石油を提供してもらっていた日本の国の”私たち”でしょう。

知らないことがたくさんです。

 

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奈津子さんが、「私たちにできることはなんでしょう?」

と長老(らしき人)に伺った時に、

(彼女は「伝えて下さい」と言われると思っていたそう)

 

「あなたの仕事をしなさい。」

と言われたそうです。

「あなたの魂が喜ぶ仕事」を。

 

世界のために何かをする、
そんな大きなことでなくて、

日々の買い物でも、仕事でも、
日々の小さなこと一つ一つに
あなたの魂が喜ぶ選択をして、
あなたの魂が喜ぶ仕事をしてください。

あなた自身にとっても、
子供達や地球にとっても、
平和で美しい穏やかな未来をあきらめないで。

あなたの家族がよくなること、
あなたの地域がよくなること、
それが世界の平和につながります。

地球ハグ倶楽部の紹介文より)

 

 

劇中で、歌手のアレックスが友人と

「お金」?「発展」?「いいもの」を得るために働くのか?

大切なのは何だと思うか?

を何気なしに「おしゃべり」していたシーン。

同じ考え方じゃない、それでも、、穏やかに自分の考えを伝え合える仲間。

名古屋に来てからの家族とは、そんな話をしなくなってしまった。

私も含め、「仕事」に忙しい。

何が大切なの?なんて話すことさえ、「贅沢で現実を見ていない」

それでもやっぱり、家族とは、(あ、家族じゃなくてもいい。周りの人とは・・・かな)

一緒に心地よい時をすごし、そんな話ができる環境を作っていきたいな、と思う。

「対話」が普通にある暮らし。

それは、強要するものじゃなく、きっと私が作り出す雰囲気なのよね・・・(苦笑)

 

世界平和を訴えながら、戦争に関心がない人を攻める

原発反対を訴えながら、推進派ともめる

そんな トンチンカンな薄っぺらい行為じゃなくて、

静かに、感謝して、信じて、はたらく。信じて、暮らす。

 

今この時に、大切な家族と見ることができて、本当に良かったです。

企画運営して下さった皆様、映画を撮って、伝えて下さった方々

そうして、生き方・暮らし方を語って下さった東ティモールの方々

 今ここに、存在している全ての命と想いに、ありがとう。

 

私も、上映会がしたい!と思いましたが

どこでする?

みんなに知ってもらうには、息子の幼稚園・・・?

と考えたときに、

なぜだかこの映画は、家族と見たいな、と思いました。

家族や親しい、大切な人と。

だからきっと、大きな会場を借りてするのではなくて、

知り合いとこじんまり、見る会をするかもしれません。

皆さんも、大切な人と、身近な知り合いの方と、見に行ってみて下さいね

いろんなところで上映会、しているみたいです。

もちろん、上映会を開いても。

 

カンタティモール上映会スケジュール

http://cantatimor.blog83.fc2.com/

 

私と、私の大切な人と

あなたと、あなたの大切な人が

喜びにみちた日がおくれますように。

 

 

映画に出てきたほぼ自費で取材しているジャーナリスト南風島さんの本

いつかロロサエの森で―東ティモール・ゼロからの出発(たびだち)