あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

和凧つくりと和凧の歴史 土曜学習プログラム

 

た〜こ、た〜こ、あ〜が〜れ〜🎵

今年も和凧をつくる機会に恵まれました。

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昨年から名古屋市の土曜学習プログラムに参加しています。

ありがたいシステムです。

 

さて、数回目の今回は「和凧」

講師に日本凧の会、東海支部 永田さんをお呼びして。

永田さんは、昨年イタリアの国際凧揚げフェスティバルに師匠と共に呼ばれて

名古屋古流凧を紹介しに行かれた方です。

日本の伝統 名古屋古流凧

日本の凧の会・東海支部

まずは簡単に凧の歴史

凧が日本に伝わったのは平安時代らしいです。

それまで貴族の遊びだったのが江戸時代には、

庶民の間でも流行り始め、

イカノボリ(最初はタコではなく、イカと呼ばれていた)で怪我人や死人が出ることも多く

イカノボリ」は禁止に。

それでも「イカ」じゃなくて「タコ」だと言い張り庶民の間で続いたそう。

今でも、日本海側の一部ではイカノボリというらしいです。

 

そんなお話を聞きながら、

3種の形の中から自分の作りたい形を選び、絵を描き


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竹ひごをはり


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糸をつけ、完成🎵


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実は「作ってもあげに行く場所がない」

との相談も受け、運動場を開放していただいていました。

が!

2時間では、作るのが(作る補助)が精一杯。

運よく時間内にあげることができた子は1人。

終わった後に凧揚げを楽しんでいた子が十数人。

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和紙と竹ひごで作る和凧、なかなかな今時珍しいと思います。

持ち帰ったら、ぜひ、河原などに家族で行って凧揚げを楽しんでもらいたいです💕

 

小さい頃、初めての和凧作りはモリコロでした。

とても楽しかったし、小さい子でも自分で作ることができるのだと知り

これはぜひ、凧揚げを息子の友達にも一緒に楽しんで欲しい〜〜🎵と。

自分たちの初めての企画でした。

少ない時間や予算の中で

講師の方にお願いして、事前に凧作りを習いに行ったり、

作り方をまとめたり。

思っていたより、子どもたちが糸を結ぶのに慣れていなかったり…

できるだけ「手伝って」と言われるまで手伝わない。見守り

たいのですが時間も限られているので、手伝いつつ…

試行錯誤。

至らぬ点もありましたが、

アンケートを見て「楽しかった!」「また来たい」

スタッフたちも「子どもが楽しそうだった」と聞くと

始めてみてよかったな〜と。

 

自分たちの子ども時代に比べて

現代は学校と地域、地域と子ども、地域の親同士も

つながりが薄くなってきました。

そもそも子どもって、学校に丸投げじゃなくて

(いや、基本丸投げしてる。ありがと〜って)

地域で育てるものじゃない?

との思いから始めたのですが、

結構いい活動になってきていると思います。(自画自賛

学校という場所を通して、土曜日に、地域や子どもたちや親がゆる〜く繋がれる場所

(サークルやスポーツクラブほど濃くはないけれど)

 

何より学校と教育委員会と手伝い合えるスタッフと学生さんと

支えてくれる皆さんのおかげで、いい会になっていると思います💕

 

お客さん気分で参加している我が子も

そのうち手伝ってくれるかな?

微かな望みとともに…時々早く来てくれた子が会場設置など手伝ってくれているのも

とても励みになっています。

 

我が子が卒業しても数年はお手伝いしたいけれど、

(そのうち卒業すると思う。)

地域の中で無理なく続けられる形になればいいなぁ。。。

地域のつながりを感じられる場所になるといいなぁ。。。