読了、ならぬ聴了。
これは、息子が読みたいと思った時に
読めるように買っておこうと思います。
最初は子どもにも聞いてもらいたいと思って聞き始めました。
(アフェリエイトリンクです。)
聞けば聞くほど、
これは子どもにも、夫にも聞いてほしい。と思って
車の移動中や週末の片付けの時に場がしていましたが、
息子は片付けに熱中。夫はyoutubeをイヤホンで。
押し付けてもしょうがない、、、と1人で聞き出したところ
面白くて、止まらなくなって、
読了。聴了?
中学生の"僕"が偶然であった
"七海さん"と、お金の錬金術師と呼ばれている"ボス"
との対話を通してお金について考えていくお話と思って読み始めたら…。
お金の向こうの人を想像する話や
(最後のフリードマンのお話に集約されるけど。
鉛筆を立った1人で作れる人はいない。
木を切る人、木を切る鋸を作る人、鋸の刃を作る人、
鋼を作る人、鉄鉱石を採掘する人、採掘する機会を作る人〜
どんなものもその向こうに働いている人がいて。
お金を媒介して、言語も思想も異なる人たちが協力して作っている。)
"僕ら"の範囲を広げてほしい話。
これはちょっとアドラーの共同体感覚に似ていると感じたけれど、
そんな話が物語として読みやすく
夫と子どもにぜひ聞いてほしい〜と思いながら聞いていたのだけれど
最後、、、物語としても、秀逸で、涙してしまいました。
面白い。
これは、読むのが苦手なら(時間がないなら)聴くでもいい。
読む価値あり、
聞く価値ありの一冊でした。
ちなみに、息子がお年玉をお札で初めてもらった時に
「これ、お金(コインじゃない)」というと
夫「これもお金なんだよ〜〜。お金があればなんでも買えるんだよ〜」と。
他にも
「宝くじでお金が増える(こともある)」
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「お金はありがとうの対価」って伝えていたのに
なんだか、チガウ…
本書より「お金は増えない。増やそうとしたら、それは誰かから奪うことにつながる」
お金を儲けようと思うのが悪いわけでもなく
ただ、社会に出る前にこの1冊を読んでいてほしいなと思える1冊でした。
最近こちらにはまっている。↓