あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

ちょっとそこまで虫捕りに♪ @マレーシア ④空港から高原のホテルまで。

2019年 夏

 

ある金曜日の名古屋駅

息子と二人、3人分の荷物を抱え、オットから連絡が来るのを待っていた。

時間通りに、着替えてかけつけた夫を見つけると、

息子は大喜びし駆け寄った。

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はずが移動中の二人・・・

関西国際空港行きの新幹線

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息子は虫折り紙に夢中。

夫は、携帯の何かに夢中。

 

関西空港で友人家族と合流し、

息子たちはハイテンション!!

(頼む、少しでいいから寝てくれ・・・!

の願いはとっくの昔に掻き消えた…)

飛行機へ。

人生初のマレーシア

息子にとっては、初海外旅行が始まった。

 

クアラルンプール空港に着いたのは早朝。

今から街へ繰り出した後、高原に行くには時間が足りない…。

けれど、高原に直行するには早すぎる。

仕方ない、空港で時間を潰すか・・・

 

********

 

オット'Sがおそらくイスラム教徒の礼拝用の水シャワー室で汗を流し

Kid'sが鬼ごっこ始めたり、

昼ごはんやリンギットをゲットしたりして

 

********

 

そろそろ、移動するか!

とタクシー乗り場へ。

運良く?タクシーのおっちゃんとエレベーターで再開し、

さっきの値段より安くするぜ

(友人の旦那様さま!交渉ありがとう)

ってことで、

二家族6人が乗れるハイヤーをゲット。

高原へと向かった。

 

初めて見るクアラルンプール は、熱気に溢れ

………

ているかどうかも分からないくらい

みんなが寝不足で

行きの移動はよく覚えていない

(覚えているのは、予算がある子連れ旅なら、

睡眠時間を確保した旅程にしたい

と言うことだ)

………

どんどんどんどん首都を離れ、

山に向かっていった。

 

明らかにお金のなさそうな日本人家族

を誘拐する人もいないだろうが

このまま、どんどん山の中に入ってって、

置き去りにされたら、本当にヤバイ・・・。

そう、大人4人が心に思い始めた頃、

ついたよ~~~と声が聞こえた。

ホッとした。

久しぶりの旅行なので、

野生の安全センサーがうまく稼働しているかどうかも定かではない。

 

集合場所のホテルへは、

どうやら私たちが一番乗りのようだ。

主宰の河谷さんが来るまで、その辺をぐるっとしよう!

と、荷物をその辺において

(←平和ボケした日本人。

しかし!恐るべしマレーシアの田舎

荷物無事。)

 

今来た山を下り始めた。

あれだけ、市内は暑かったのに

避暑地だったというだけあって、

心なしか肌寒い。

真夏らしいけど、涼しいね~といいながら歩いた。

すこし歩くと、虫発見!!


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わいわい言いながら、ホテルに戻った。

ホテルに戻ると、みたこともない大きなムカデ風 多足類が!!!!!

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https://www.sugadaira.tsukuba.ac.jp/column/malaysia/malay_2.html

写真を撮り忘れたので近そうな大きさのものを

筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所HPさんから。

 

こんなのに噛まれたら、一撃だな。

ぽつりと呟く息子。

後で聞いたら、毒はないそうで、一同ホッとした。

(昆虫教室が始まるまでに何度ホットしたら気が済むのであろう・・・)

 

その日の夜から昆虫教室が始まるのだが、

今回はここまで。

 

今日はこの面白くて素敵なホテルについて少しだけ触れてみよう。

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ホテルの鍵を受け取って、部屋の前に着くと

あれ?鍵が空いてる・・・?

おかしい・・・

何度か鍵をかけしめして分かったのだが

・・・・・

どうやら鍵は外からかからないらしい・・・。

・・・・・

え?何のための鍵…?

 

2家族

チーン。。。。。

ま、寝るときは内側から鍵がかかるからいっか〜!

私と同じく友人の旦那様も

アジアに少し慣れているようでホッと。

(私たち家族だけならオットから

「何でこんなホテルにしたんだ」

と言われてしまうところだった。

いや、このホテルしかないんだってば…)

 

さて、

入り口にはこれまた大きなムカデ風 多足類の死骸や

種類はわからないがカブトムシ(甲虫)の死骸が!!

(男子、やや興奮)

気がついたら、テラスからの天窓は錆びていて、閉まらない…。

(母たち、ギョッとする…む、し…)

 

トイレは2つあるのだが、一つは早速大が流れず悪戦苦闘。

大を要したい時には、1つのトイレを順番に使うことに。

 

ここで部屋割り

男子と女子?家族ごと?

俺、かーちゃんと絶対寝たい!

し、Tくんとも寝たい!!

え????

 

結果、息子と母×2組と、父、父、

の3部屋を使って寝ることに。

お父ちゃん、のびのびと寝れていいねぇ。。。

 

結構な確率で虫と部屋の中でも出会えるホテル

言い換えたら

少々虫が入っても平気なホテル

さらに

翌日、お隣さんが壮大なライトトラップに白いシーツを使われていて

「さすが2回目!!シンガポールからお持ちになられたんですか?」

と聞くと

「いえ!ホテルのシーツです!」

と爽やかなご回答。(驚愕!!)

 

泊まる方にも寛大さが求められるけど

ホテルの方もかなり寛大で

虫好きにはたまらないホテルだろうと思われる。

ちなみに2回目のこのご家族、

奥様は、一度目は一緒に参加。

二度目は、

「私はいいから、あなたたち楽しんできてね♪」

と寛容に送り出されたとのこと。

 

虫好きではないが、

触れないほどではなくて良かった。

私も友人も夜はぐっすり眠れた。

夜中にカブトムシが脱走していたのにも気が付かなかったくらいに。 

翌日、捕まえたはずのカブトムシがいなくなっていて

早朝大騒ぎだった。

布団の中や服に紛れていなくてよかったよ…。

 

おまけ

なんの準備も下調べも意していない夫が一番喜んでいた。

(仕事が忙しかったからね、休みをとるために頑張ったからね)

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そして、ホテルにも慣れ、

なんと!

(こっそりお願いしていたが)

誕生日だった夫のために

素敵なケーキまで用意してくださり

彼は感激のあまり、泣いていた…。。。

 

もし、もう一度行くなら、このホテルでいいのか?

YES!!

我が家も友人家族も

「面白かったね〜〜」

と大満足でした♪

 

2021.1.28