あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

戦火のランナー @JICA中部:スポーツが架け橋に

戦火のランナー

youtu.be

名古屋 地球ひろばにて

戦火のランナーを見てきました。

 

以下配給元HPより

映画概要
戦争の続いていたスーダン

8歳のグオル・マリアルの命を守るため、両親は苦悩の末、彼を村から逃がした。

しかし、戦場をさまよい歩くグオルは武装勢力に捕まってしまう。

走って逃げることに成功し、難民キャンプで保護された彼は、

幸運にもアメリカへ移民するチケットを手にする。

高校に入学し、走ると他を圧倒。

初めて走ったマラソンで2012年ロンドン五輪出場資格を得る。

まるで走ることが彼の運命だったかのように──。

しかし、建国されたばかりの南スーダンには国内オリンピック委員会がなく、代表する国がなかった。

出場が危ぶまれたが奇跡が起こる。

国際オリンピック委員会IOC)が“国のない男”といわれた彼の個人参加選手としての出場を認めたのだ。

そして彼は、祖国南スーダンの人々の期待を背負い走り、完走する。

不屈の精神で走り続けるグオルの人生に感動せずにはいられない感涙のドキュメンタリー。

 

 

国のために走る、人々のために走る。

そんな世界があるんだな

それはもう、スポーツというには重すぎて

私の知らない世界でした。

 

機会があればぜひ。

ユナイテッドピープルさんは

出産前後から好きな配給元なんだけど…

久しぶりにHPを拝見したら、

魅力的な取り組みが♪

cinemo.biz(シネモ・ドット・ビズ)-法人向けSDGs映画オンライン配信サービス|cinemo

法人向けSDGs映画オンライン配信サービス

SDGsって今更?な…何にでも付けてしまえ的

であまり好きではないのだけど

(今なら社会に浸透していて伝わりやすいの?)

普通に!ユナイテッドピープルさんの映画は面白いので

こちらの映画配信サービスが社内の福利厚生の一環として…

または、社員研修や見識広めたり、課題を知るってことでも、

私が会社のお偉いさんだったら

だったら、このシステム利用するなぁ。

サービス業でも製造業でも、社会や世界を知ると

何か新しいヒントが生まれるかもしれないでしょ?

 

あ〜!私が大きな会社に勤めていたら!

環境改善or社員活性化アイデアたくさんあるんだけどなぁ。笑

 

さて、今回は JーABSの友成晋也がゲストスピーカーに。


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アフリカ55甲子園プロジェクト

 

友成晋也さんプロフィール
民間企業を経て、1992年にJICAに入職。

その後、ガーナナショナル野球チーム監督、タンザニアナショナル野球チームの監督、

南スーダン青少年少女野球団の監督などを歴任。←ここつながり

2019年に一般財団法人アフリカ野球・ソフト振興機構(J-ABS)

代表理事に就任し、現在に至る。

sogyotecho.jp

 

友成さんがどうして、野球を通じて「教育」支援がしたいと思ったのか…

以下私のメガネを通して…

(興味を持たれた方は直にお話をお聞きになると良いかと)

①初めてアフリカ(ガーナ)で監督をした時のこと。

ある少年が野球が好きだ、と。理由は

バッターボックスは公平だ。みんなが応援してくれる。

打っても、打たなくても平等に打席順がくる。

野球は“民主主義的”なスポーツだから好きなんだ。と。

貧乏だろうが裕福だろうが、誰にでも打順が回る“民主主義的なスポーツ”なんだなと。

アフリカで求められる「規律、尊重、正義」を野球を通じて育むことが目的だそう。


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いろいろなお話があったけれど、

もう1つ私の心に特に響いたのが

 

キャッチボールって言うでしょ?

最初、投げないと始まらないのにどうして、キャッチボール?

それは、受け取るぞって思ってくれる相手がいるからこそ

投げることができるから。

コミュニケーションはまずは、受け取ることから。

 

ガーナに行った時に

「どうして50もの言語を話す部族がいるのに内戦が起こらないんだと思う?」

理由を聞いてなるほど〜とうなった。

「子どもの頃に他部族のところへお互いに留学する。

子どもの頃に友人になったら、友人とは戦争なんてしないだろ?」

 

強制的に引かれた国境。

奴隷制度(従順な部族に武器を渡して貿易。他部族を奴隷として狩らせる)。

分割統治後も、特定の部族だけ優遇し対立を生ませ。

詳しくはないけれど、

内戦のあまり起きていない国は

ガーナとタンザニア…?

 

お互いがお互いに主張し合っていたら…

 

お互いが、まずは受け止める姿勢を見せていたら…

 

今年の夏、初めてスーダンの野球チームが試合をしたそうです。

場所はタンザニアの甲子園。

いきなりの国際親善試合!!驚!!

しかも優勝!!

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今のスーダンは映画のようにどこもかしこも内戦

という状態ではなく、ビルも建っていたらしいです。

けれど、スーダンに限らず、どの国も

いろんな言語を持つ多様な部族の集まりです。

野球を通じて教育をしたいと話した時、

各部族の長たちが部族は違えど協力したいと申し出たそう。

すごいよね。

そして、どの部族も

どうにかしたい、と思っているんだよね。

若者が生きていける国に、

希望を持って生きていける国を作りたいと思ってるんだよね。

 

テーマはスポーツがつなぐ世界だったけど、

スポーツに限らず

芸術や運動は世界共通の言語🍀

そして、芸術や運動だけじゃなく

「好き」は共通言語だな〜と感じました。

友也さんの「野球が好き」「人が好き」の気持ちが

スーダンの人を

日本の人を

関係者を

松井選手を

動かしたんだと思いました。

 

野球道具が全然足りず

おそらく今後は、そのうち現地で作っていく(メーカができるじゃん?)

ことになるだろうけど

寄付してくださる中古&新品の野球道具を

毎年10月くらいに集めているそうです。

周りに野球関係者の方がいらしたら。。。

 

息子と見に行けなかったのですが

映画上映会には小4と小2に男の子が。

 

JICA地球広場の展示も先月と異なっていました。

また、子どもと遊びに来たいな。