晩秋の山でおしごと♪
今年はなごや環境大学
の講座「森林を育む人づくり講座」に参加していて
森を育む人づくり講座 in みたけ | なごや環境大学(名古屋市・圏域)
市民団体 「みたけ・500万人の木曽川 水トラスト」の活動にお邪魔しています。
こちらの活動のキッカケが衝撃すぎて初日から写真を撮り忘れたのに
日記にしています。
名古屋の水道代は20リットル2千円台なのに
上流域の森の手入れをしてくれているみたけ町の水道代は20リットル4千円台?!
ボランティアというより
何も知らないので、少しずつ学んで行きたいと思って
月々、母1人でも参加していました。
が、先月は流行りの風邪にかかって外出できず
先々月は子どもの頃発表会で参加できず
久しぶりの参加でした。
「俺は行かない。山のきこりには関心ない。」という息子に
「家で待っててもいいよ。」と伝えると、怖いから嫌だと。
じゃ
「子どももたくさんいたよ〜〜♪
間伐しなくてもいいから、たまに手伝ってその辺で遊んでたらいいよ。」
と
促して連れ出したものの、着いたらなんと
初の、子連れは我が家だけ…
チーン
頑固さんなので、「手伝わない!」
うん、ボランティアは強要じゃないからね。
好きなことしてていいよ。
放牧していたら、その辺の枝を拾ってきて
本人曰く剣(むしろ槍?)を何度も何度も作ってました♪
集中力高っ
こんな時間を大切にしたい。
その間に大人は学びつつ、実地。
間伐する木の長さを概算して、その1.5倍先まで人がいないように。
倒れる方向がずれた時のために、幅を持たせて人ばらい。
おの目はなぜ入れるのか…。
倒す直前には、笛が鳴り
息子も木が倒れるとしたら、どのあたりか。
もし、ずれてしまったらどこまで行くか。
ちゃんと聞いていたようで、立ち上がって
安全な場所にて見学。
実際に伐倒した時の迫力は、こんなのっぽな木なのに
倒れた瞬間、地面が揺れました。
下敷きになったら死ぬわ。。。
と。
お昼ご飯の後は2メートルの印をつけて、
(俺はしない!と頑なな息子に
うん、でもこの2メートルの枝で印、つけて欲しいんだ〜
頼んだよ!
そして、
助かった!
と言ってくださる方のおかげで、息子、働けました :)
チェンソーの使い方も教わって
息子のきった檜の丸太?は鍋敷に♪
私とオットは、この後
1人でも使えるよう、数回練習。
次回も覚えておきたいです。
切った丸太は、木材置き場に移動。
箸を渡して、ごろごろ運ぶのは息子のお気に入りでした。
1本の木を切るだけでも、いろんな知識が必要で
いろんな道具と使いこなせる知識も必要で
さらに運び出すならそれなりの体力も必要で。
林業に携わる人が減少していく中で
何かちょっとでも、自分でもできることがあれば…と。
そのうち、実家の裏山の間伐もできるようになりたいです。
じーちゃんや、父さん、すごかったなぁと改めて感じました。
さて、今回は、
初めての参加で、名古屋大学の環境学研究科の博士課程に留学している子が。
初参加なのに、日本で暮らしていたわけでもないのに
みたけ水トラストのことも調べ、水道料金の違いも知っていて
何かできることはないのか?
どんな活動なのか?
と参加していました。
どうして参加していますか?と聞かれ
「ボランティアってよりは、田舎で育ったから自然が好きだし
子どもにもそんな環境を用意したかったし
山の手入れができるようになれたらいいなって思って。
恥ずかしいけど、名古屋に住んでたのに、水道料金が安いことも
上流域の人が水源を守ってくれたのも水道料金が高いのも
1回目の参加で初めて知ったの。。。
今も、お手伝いするより、
むしろ教えてもらってることの方が多いから…
自分も学びたくて、子どもにも自然の中で放牧できる場所をあげたいなっていうのが大きな理由」
「あ、知らなかったから、友達にも伝えたり
ブログにも書いたり(読んでる人少ないけど)
もしかしたら、水道代、1トンにつき1円くらいなら基金分増えても気にしない。
むしろ、水大切
って人増えるかもしれないかな〜って。
伝えることはできたらいいなって思ってます。」
ここに書きながら
どんだけ、自分ごと(だけ)やねん…
そんな理由で通ってますが
楽しいです♪
おまけ
お昼に一言自己紹介や
はまっていることを話すのですが、
なんと!マラソン人口の多いこと!!
いや〜、僕は遅いです…
って1キロ3分前半って、速いわ!!
フルマラソン走ったことある人4人くらいいて、多いわ!!
しかも3時間前半とか速すぎるわ!!4時間でも速いわ!!
危うく、1人目の時に
我が家も朝のジョギング始めまして〜〜って言いかけたけど
言わんで良かったわ。。。
速さとレベル、ストイックさが違う…。
トヨタ系列、すごいわ。
平日はしっかり働き、
週末は体使うボランティア
山の知識も豊富で、おまけにマラソン?!?!?
超人かよ。。。
あ、他にも多彩な文化人も多々。
超人たちに混じって
子を放牧させて、
少しずつ間伐の仕方を習い、
地道に山の知識を増やしていけたらいいなと思います。
ついでに、超人たちの爪の垢ならぬ
雰囲気の空気?を吸ってチャージしていけたらいいな。
意外と息子もオットも楽しめていたようで、何よりです♪