あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

9月1日防災の日に おうちキャンプ

火山大国、地震大国日本

中でも名古屋に住んでいる我が家は

「いつか東南海地震が来たら…」と思うと

防災対策はしっかり なんとなくでも定期的にしておこう。

子どもと、地震がきた時の練習をしておきたい。

と思っています。

 

けれどついつい、忘れてしまう

そんな私でも、

3月11日と9月1日は

必ず「あ、防災」と思い出せるので

年に2回

・ローリングストックと防災リュックの見直し(午前中に)

・電気とガスを使わないおうちキャンプの日

をしています。

 

おうちキャンプというのは簡単で

電気とガスを使わないでキャンプの練習してみよっか。

と始めました。

その頃、読んだ絵本の影響で

「キャンプに行きたい」熱が高まっていました。

(むしろ、絵本を使ってキャンプを楽しみになるよう持っていった←策士)

↑ちょっと大きくなってから(5歳)はこれが一押し♪


賃貸駐車場なしでは焚き火もできないので…

とりあえず、カセットコンロ。

で、ローリングストックを食す。

風呂は入らないか、水風呂か、タオルで体拭き。

夜は電気を使わないから

日が暮れる前に、全ての家事(とりあえず、食事と風呂と歯磨き)を終わらしておく。

寝る前には、懐中電灯かヘッドライトで絵本。

室内電気は使わないので、子どもが超早く寝ます(笑)

思わぬ副産物♪

 

こんな簡単な

おうちキャンプ(庭があればテントとか貼りたいけど)で

電気やガスが来ない時の練習を始めました。

暗い中での生活に慣れることが目的です。

始めてのことは大人でも心配ですが

暗い中で生活したことがあれば、さほどびっくりせずに行動できるかな?との思いから。

 

今日はどうして、

おうちキャンプをするようになったかを少し。

 

息子がうまれて、数年後

NHK東日本大震災の特集(遺族の現在)をテレビで見ました。

私の涙が止まらなくなっていたら

息子がどうして泣くの?

と。

地震のことをうまく伝えるのに

いい手はないかな?と

絵本で伝えることができたらなと

当時息子が好きだった鉄道&地震の本など読んでみました。

当時は、地震のことを

防災を伝えなきゃ

親子、一緒の時に来るとは限らない…

という気持ちが先走っていて、

読みながら自分も言葉が詰まるし

それを見た息子も

地震で人が亡くなることを知って泣くし

地震が怖い という恐怖を先に与えてしまいました。

しばらくは、

「ねぇ、地震くるの?」

「うん、いつかね」

「いつくるの?」「来てもママ死なない?」「助かる?」「いつくるの?」

と、いつかくるかもしれない地震に怯え始めました。

来ても大丈夫なように、練習しようと思っても

来たら死んじゃう?と想像してしまうようで

練習どころじゃない…

 

こりゃ、方法を間違ったかもしれないと思い

地震はしばらく来ない!」

「今は安心して暮らそう!でも来た時のために何が必要か調べよう」

と方向転換しました。

 

そうして、

怖らさずに、できる防災練習として

おうちキャンプ を始めました。

(最初は、地震の話は一切せずに

2年目からは、もし電気やガスが来ない時に〜

今では、地震が来た時の練習をしとこうかと話しています)

キャンプに憧れていたのも手伝って

暗い中で入る水風呂や

いつもは食べないラーメンが楽しかったらしく

年に2回ほど細々と続いています。

 

最近モンベルのメルマガで面白いものが来ました♪

防災に役立つアウトドア特集

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以下本文から

○キャンプの体験
電気・ガス・水道を使わずに一晩過ごす「サバイバルナイト」。

災害時には停電になることが多く、建物によっては水道も使えなくなります。

まさにキャンプと似た状況です。

キャンプを経験したことのあるご家庭は、その経験が災害時にそのまま役に立ちます。
キャンプをしたことのないご家庭や、

お子さんがまだ小さい場合は、

家の中で野外生活のまねごとをしてみましょう。

非常食の賞味期限切れに合わせて行えば一石二鳥です。

非常食を晩ごはんにして、味、量、食べやすさ、好みなどをチェックします。

水分がないと食べにくい食品は、災害時の備えとしては向きません。

実際に試してみることで、細かい点にも気づくことができます。
 

○暗闇に慣れておく

暗闇が苦手な子は、暗闇に慣れておくことも大切。

ヘッドランプやろうそくの明かりのもとでカードゲームをして過ごすなど、

楽しみながら経験を積み重ねていきましょう。

暗闇の中で取りに行くこと自体をゲームにして、

子どもにチャレンジさせてみるのも面白いかもしれません。

 

○和式トイレを子どもに使わせておく

 

○子どもにも役割を与える

 

実際に地震が来ていないから

今しているお家キャンプやアウトドアが役立つのか分かりません。

が、

始めてのことはきっと子どもも動転するだろうし

私も勝手がわからず慌てるでしょう。

 

ならば、ちょっとでも楽しみながら、

暗闇や不便さになれる

暗闇や不便さを思い出す

時間として

お試ししてみてはいかがでしょう?

 

 

 

 

家にあるけど、

いまだにトイレはお試ししたことがなく

いざという時ように備えているまま。

これも練習したほうがいいかな?