あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

8月に思うこと:平和を願う絵本 10歳

8月

世界から戦争がなくなりますように。

今、自分やこどもたちが戦争を知らず暮らせているように

遠くの子どもたちや大勢の市民が1日も早く「普通の毎日」を過ごせますように。

 

広島市長や長崎市長のメッセージも

『他者を威嚇し、その存在をも否定するという行動をしてまで自分中心の考えを貫くことが許されてよいのでしょうか。私たちは、今改めて、「戦争と平和」で知られるロシアの文豪トルストイが残した「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない。他人の幸福の中にこそ、自分の幸福もあるのだ」という言葉をかみ締めるべきです。』

 

日々、平和を願い

遠き人々の痛みを思い、

世界平和を願って過ごせたらいいんだけど

日々の生活に精一杯。

精一杯どころか

最近は、自分の家族や友達といかに楽しむか

を考えて過ごしていて

そんなふうに、何もしていない自分に罪悪感。

だからといって、何ができるわけでもないのだけど。

小学4年生とできることを考えてみた。

小さな私のキャパでは

絵本を読むくらいだけけど。

 

今までは、怖がらせたくないと「平和を願う本」をなんとな〜く読んできた。

asobito-kurasu.hatenablog.com

今もその気持ちは変わらないけれど

遠い国だから関係ない じゃなくて

戦争をするってどういうことか

同じような年頃の子どもたちはどんな生活をしなければいけなくなるのか

そんな悲しいことが起こらないためにはどうしたらいいのか

考えることもできたらいいなと思い、絵本をいくつか選んでみた。

(なぜなら、昨年から

鬼滅の刃不滅のあなたへ、呪術廻戦、キングダム

など、正義のため、愛する者のため、戦い

他者を殺すアニメも見始めたからだ。

まだ、早いと思っていた親の想像をどんどん超えてくる)

 

私も小さい頃衝撃を受けた絵本たちだ。

小学生の時に衝撃だったのははだしのゲン

架空の話ではなく、

戦争の先にはどんな現実が待っているのか。。。

 

今年、図書館で手に取った本

今度読もうと置いていたら、

息子がペラペラ巡りながら、

読み終わって静かに置いていた。

 

どうして、戦争をしてしまうんだろう?

しないためにはどうしたらいいんだろう?

 

電車シリーズで子供が好きだった鈴木まもるさんの絵本が出ていたので購入した。

まだ、届いていないけれど、鈴木さんの絵本だ。手元に置きたくなるのではないかと思う。

 

数年前からやっぱり

伝えたいことは同じで

最後は

今年も心穏やかに読める絵本に着地した。

今年は駐日ロシア大使の平和記念式典への招待が見送られたそうだ。

こんな時だからこそ、

ロシアを招待することに意味があったんじゃないかと思うのだけど

(招待してもロシアを支持しているとは思われないのでは?)

他の考えは異なるけど、目指すところは同じだよね?と確認できたのじゃないかなぁと。

短絡的かしらね…。

 

 

子どもが大きくなるにつれて、

「自分が正しいと思うこと」を主張しすぎると争いが生まれるんやな

と、改めて「バランスを取る」「白黒つけない」ことの大切さに気が付いたり。

昔はあんなに、白黒つけた方がスッキリするし

なんで皆、自己主張しないのだろう?と思っていたのに。

自己主張するけど、強要しない、その難しさよ。

あなたと、この考え方は異なるけど

目指すところは同じよね、と確認することの大切さよ。

 

日々の生活で、

「自分と意見の違う人」とたくさん接して、

例えば同じ目的に向かう練習を積んでいけたらいいのだろうか。

 

ああ、今私はオットーと、その練習をしているんだな、きっと。

結局はそこに行き着いた(苦笑)