我が家は、全国一斉休校が発表された前日
私の祖母が亡くなり、急遽山口の限界集落地へと息子と帰省した。
(もともとは1人で帰省予定だった)
どのように感じて過ごしているかを聞いていたので
(医療側の負担を減らすために)
自分が無症状の感染者と思って行動しなきゃ
と
息子にも
自分がかかるのを防ぐんじゃなくて
もし、
元気で気がつかないうちにウイルスを持っていたら
運んでしまうことになるからね。
じーちゃんたちに移ったら大変なことになるからね。
友達に会うのも、
その子がお年寄りと同居していたらいけないからやめよう。
と言い聞かせていた。
もちろん新幹線乗り継ぎで6時間の距離を
トイレによる以外周りのものを触らない。
で9時間ほど自家用車移動。(2月末の段階で)
名古屋に帰宅するも、
外には出るが、公園には行かない。
友達にも会わない。だって距離1メートル空けて遊ぶとか子どもには無理!!
そんな生活をしばらく続けていた。
不思議なもので、
山口だったら
あんなに苦じゃなかった人と合わない生活
(外に出ていても誰にも会わない。むしろ猪の気配)も
名古屋に帰ると、
外へ出るたびに人に会う。
合わないように時間をずらして早朝の散歩や公園にでるも
することがない。
(いや!あるのよ、あるの。
仕事もできるなら進めておきたい。
部屋の片付けや掃除。
でもでもでも~~!子どもと一緒じゃすすまないのYo!どちらも!!)
田舎なら、
畑や田んぼの草取りや、
畦や水路つくり、
種まき、薪や表札つくり、
竹の子堀りや山椒とりや・・・etc
た~くさんあるのに!
そして、広いからか、子どもとぶつかることもあまりなく、
子どもも外で遊べる(薪や表札つくりとか。川や田んぼで生き物とったり)ことが沢山あったのだ。
人がいなくて寂しいから帰ろうといわれたが、
そもそも人に会わないように暮らさなけりゃならないのだ。
説明はした。
したし、自分でも分かっているつもりだった。
名古屋に帰ったら、帰ったで、できることを楽しもう、と。
そして、したのだ。
子どもと、料理や掃除や裁縫やアート(特に切り紙)などを!
楽しいんだよ。楽しくやってるんだが・・・
なんだ、この違和感は・・・?
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人を避けて散歩を実施している時に
息子のお気に入りの池に行ってみた。
池で孵ったばかりのおたまじゃくしが
集団で固まってたんだけど、
その中の数匹が果敢にも?アホなことに?
深い方へと泳いでいった。
あっちには大きな魚もいるのに…
行ったり戻ったり。同じおたまじゃくしが。
食べられるのかなー?
それとも他のおたまじゃくしの行動範囲が広がるのかなー?
それとも見つかって、散り散り…?
しばらく見ていたけど、
時間切れ。
いろんなおたまじゃくしがいるから
その中の何匹かがカエルになって
また命をつなぐんだよね。
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私はただの天邪鬼なのだろうか。
否、いや、そうである。
みながさほど自粛していない時は自粛し
宣言が出たら、人に会いたい衝動に駆られている。
今、無性に人としゃべって、ご飯が食べたい!
オンライン?ズーム?
いや、そんなもんじゃない。
目の前でしゃべりながら笑い会って、
時にはどつきながら
回しのみをするくらいの勢いで
人に会って同じ空気を吸いたいのだ。
よし!行動あるのみ!!!
なんていうほど、度胸なく。
だって、もしそれで自分が元気な保菌者だったら
その人の子どもが持病持ってたらどないすんねん!?
小心者です・・・。
小心者の癖に、はねっかえり。
楽しそうに工作して遊んでいる息子が、ふと
友達と遊びたいな~~
とぽつりと。
そうだよね。
母もだよ。
そして、勝手な推測だけど
小児の感染例が最初なかったのに後から増えてきたのは
ウイルスの変異かもしれないけど、
状況の変化といえば
ストレス?
閉じこもりすぎ?
オンラインしすぎ?
もしかしたら、子どもは外に出て友達と駆け回ってるほうが元気なんじゃない?
とも。
室内で食事を取る
のは一番リスクが高いと思われるので
屋外で(距離とって→しかし子どもには無理)遊ぶのは
相手の家族も同意してたらええんちゃう?と
1人1人の行動が、今後の感染速度を決めるんです
分かってる。
でもその前に、
不要不急は、人によって異なること。
自粛にも人や環境によって差があること。
自分の免疫力は自分であげるしかないこと。
息ができなくなるほど苦しくなる前に、
ちょうど良い距離が見つかるといいなと思う。
マスクを捕って、外へ出るのだ。
そんな幻聴が聞こえてくる前に・・・。
*医療現場の最前線で、働いてくださっている皆さん
介護や保育で身体接触は避けられないなか親身になって働いてくださっている方々
宅配業者の皆さん、
いろんな方々のおかげで、日々の生活が成り立っています。
子どもと毎食食べることができています。
ありがとうございます。
1日でも早く、
医療現場の負担が減ることを
防護服やマスクやスタッフがそろい、
何より感染者数をコントロールでき
少しでもみなが心穏やかに過ごせる日が来ることを
祈っています。