祖母が97歳で永眠しました。
私にとっては突然だったけど、
少し前に脳梗塞で倒れてから、
徐々に体力が落ちていっていたらしい。
急遽 名古屋→山口へ車で帰省しました。
私は葬儀の準備も何にも、できなかったけど
弟の挨拶を聞きながら、
祖母のことを思い出しました。
いつも穏やかで、
本当に眠るように永眠した(らしい)祖母。
私たち孫にとっては、
本当に優しいおばーちゃんで
怒られた記憶が一つもありません。
いつも、いーよいーよと笑っていたと思います。
家族で思い出しながら、久しぶりに祖母の顔を見たら、
あぁ、本当に亡くなったんだな、と分かってしまいました。
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しばらく、朝、祖母宅に風を通してお水をお供えしながら、
あぁ、何日も水をあげるなら、
生きてる時に一緒にご飯をもっと食べていたらよかった。
遠くても、
もう今の私の記憶が少なくなっていても、
それでも優しいおばあちゃんに変わりはなかったのだから…
と思わずにはいられませんでした。
私が味噌や梅干しや麹を自分で作れると知ったのも
おばーちゃんを見ていて。
創作料理の楽しさを教わったのもおばーちゃんからでした。
沢山のこと、忘れていたなぁ…。
会える時に、会っておいたらよかった…。
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今回、知らせを受けた時は、
1人で帰省する予定でしたが
コロナの影響で思わぬ長期休暇に…。
せっかくなので、息子も連れて帰ってきました。
"もっと一緒にご飯を食べておけばよかった。"
もしかしたらそれは、
父かもしれないし、母かもしれないし、
私だったかもしれない。
何にもない実家ですが
結婚してから、何に帰るのはほんの数日
(2年前から少し長く帰ってるけど)
父が、母が、
私が
生きてる間に会いたい人にはあったおきたいな
と、
何故だか、ふっと湧いてきました。
コロナが落ち着いたら、
会いたい人に会いに行こう。
そして、
今のこの時間は、
会いたい人に会えている大切な時間。
一緒にご飯を食べて、
同じ空間を味わいたいと思います。
今、ここにいられることに
ありがとう。
少しでも、
皆さんが(私たちも)穏やかに過ごせますように。
と、思っているのに、
母に強く当たってしまい、反省。
今目の前にいる人に
優しく過ごすことができますように。
突然湧いた、息子や両親との時間、
大切に過ごしたいです。
