あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

たねと私の旅 10年の記録。お母さんの愛を感じた映画でした。

美味しそうな料理につられて、見てきました♪

たねと私の旅

 

美味しそうな料理と、かわいいイラストと動画でポップな印象

ですが内容は、結構ハード。

あらすじは、リンクを見ていただくとして(はやっ)

 

私がびっくりしたことは2つ。

1)カナダもアメリカも、遺伝子組み換えの表示義務がまだないってこと!!

アメリカは、2016年に年7月に連邦議会で可決され、

 同規則の施行は2020年1月1日(小規模食品製造事業者は2021年1月1日)で、

 →今年だよっ

 2022年1月1日から義務化される。

 →まだ2年先だよっ

 カナダに関しては、議会で否決されている・・・)

 

2)有機農業家と紹介されてたアメリカの農家さんが、

「昔はGMOを育て、沢山の農薬を使っていたが、今はF1種を使っている」

・・・・・・

え?F1種でも、オーガニックをうたっていいのか・・・。

(知らなかっただけ)

 

そして、劇中何度も、そうだよねぇ

とうなづいたのは、

遺伝子組み換え食品が言いか悪いかではない。

影響が出るまでに30年かかるとしたら、

私たちには、その食品が遺伝子組み換えかそうでないか、

知る権利がある。選ぶ権利がある。

表示さえしてあれば選ぶことができる。

表示のための活動は、民主主義と切り離せない。

ってこと。

 

そして、美味しそうな料理を見ながら

食べ物をつくるとは、種からつくるってこと、

それを母の家庭菜園から学んだ。

と美味しそうな野菜や料理を見て

あ~~~やっぱり、農業もしてみたい・・・。

と思ったり。

 

お母さんと娘さんの会話がフランス語だったので、

フランスの友達の実家を思い出したり・・・。

 

やっぱり、買い物は投票なんだなと改めて思ったり。

 

遺伝子組み換え技術に全部反対!

というわけではありません。

私は学生の頃「東南アジアで収量の良い米が取れたらいいな」と。

そのうち、「重金属保持のたんぱく質のスイッチはどうやって入ってるの?」に変わったけど、

遺伝子組み換え作物に繋がる研究をしていたと思います。

食べ物だけでなく、その技術のおかげで、医療はぐ~~~んと進歩しているし

今では、どうして細胞でそんな働きが起きるのかを調べるのにも

コロナウイルスにかかっているかどうかを調べるのにも

遺伝子組み換え技術は使われています。

そうそう、劇中で

「豚の遺伝子が入った植物」と訳されていたけど、

それにも違和感。

私たちだって、すでに豚と同じ遺伝子は持ってるし、

植物と同じ遺伝子も持ってる。

遺伝子一つだけで、生物が出来上がるわけではないのです。

 

でもでもでもね、

子どもを産んでから、気がついたの。

どんな影響が出るかはっきりと分かっていないものは、

選びたくない。と。

そう、選べる環境は残しておいて欲しいんです。

 

そうして、もう一つ。

何でもかんでも効率よく がいいわけでもなかったってことに気がついたんです。

子どもたちが生きる地球は、

なるべく自然豊かに残したいと。

 

遺伝子組み換え食品が危ないわけないじゃんね~~~

と10数年前に食べていた自分に教えてあげたい、

あなたの知っている情報も一部なんだよと。

 

どちらが正しいのか、もしかしたら

この映画も次に紹介する映画も偏っているのかもしれないけれど

いろんな見方や情報があるのを知ることも

選ぶために大切だと思うから。

 

*勝手に推薦、遺伝子組み換え食品に疑問を投げかける映画特集*

 

全く気にしていない人と初めて見るなら。音楽ものりのり、

かわいい感じで比較的さらっと見れる

 

 

遺伝子組み換え食品を食べると、どんなことが起きているのか

(起きると思われているのか)を知りたいとき

私はこれを見て、食べるのは今はやめておこう。と思いました。 

 

 

こちらは、映像もきれい。

南アメリカでのモンサントの種の不買運動が起きたときのもの。

この上映会の時に、種の交換会をしてみました♪

 

どの映画もリンクから予告編が見れるので、チラッとどうぞ♪

 

何を食べるのか、

まずは何を食べているのかを知ることからなのかな。

できたら、育てたいけどね♪

 

 

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