美味しそうな料理につられて、見てきました♪
美味しそうな料理と、かわいいイラストと動画でポップな印象
ですが内容は、結構ハード。
あらすじは、リンクを見ていただくとして(はやっ)
私がびっくりしたことは2つ。
1)カナダもアメリカも、遺伝子組み換えの表示義務がまだないってこと!!
同規則の施行は2020年1月1日(小規模食品製造事業者は2021年1月1日)で、
→今年だよっ
2022年1月1日から義務化される。
→まだ2年先だよっ
カナダに関しては、議会で否決されている・・・)
「昔はGMOを育て、沢山の農薬を使っていたが、今はF1種を使っている」
・・・・・・
え?F1種でも、オーガニックをうたっていいのか・・・。
(知らなかっただけ)
そして、劇中何度も、そうだよねぇ
とうなづいたのは、
遺伝子組み換え食品が言いか悪いかではない。
影響が出るまでに30年かかるとしたら、
私たちには、その食品が遺伝子組み換えかそうでないか、
知る権利がある。選ぶ権利がある。
表示さえしてあれば選ぶことができる。
表示のための活動は、民主主義と切り離せない。
ってこと。
そして、美味しそうな料理を見ながら
食べ物をつくるとは、種からつくるってこと、
それを母の家庭菜園から学んだ。
と美味しそうな野菜や料理を見て
あ~~~やっぱり、農業もしてみたい・・・。
と思ったり。
お母さんと娘さんの会話がフランス語だったので、
フランスの友達の実家を思い出したり・・・。
やっぱり、買い物は投票なんだなと改めて思ったり。
遺伝子組み換え技術に全部反対!
というわけではありません。
私は学生の頃「東南アジアで収量の良い米が取れたらいいな」と。
そのうち、「重金属保持のたんぱく質のスイッチはどうやって入ってるの?」に変わったけど、
遺伝子組み換え作物に繋がる研究をしていたと思います。
食べ物だけでなく、その技術のおかげで、医療はぐ~~~んと進歩しているし
今では、どうして細胞でそんな働きが起きるのかを調べるのにも
コロナウイルスにかかっているかどうかを調べるのにも
遺伝子組み換え技術は使われています。
そうそう、劇中で
「豚の遺伝子が入った植物」と訳されていたけど、
それにも違和感。
私たちだって、すでに豚と同じ遺伝子は持ってるし、
植物と同じ遺伝子も持ってる。
遺伝子一つだけで、生物が出来上がるわけではないのです。
でもでもでもね、
子どもを産んでから、気がついたの。
どんな影響が出るかはっきりと分かっていないものは、
選びたくない。と。
そう、選べる環境は残しておいて欲しいんです。
そうして、もう一つ。
何でもかんでも効率よく がいいわけでもなかったってことに気がついたんです。
子どもたちが生きる地球は、
なるべく自然豊かに残したいと。
遺伝子組み換え食品が危ないわけないじゃんね~~~
と10数年前に食べていた自分に教えてあげたい、
あなたの知っている情報も一部なんだよと。
どちらが正しいのか、もしかしたら
この映画も次に紹介する映画も偏っているのかもしれないけれど
いろんな見方や情報があるのを知ることも
選ぶために大切だと思うから。
*勝手に推薦、遺伝子組み換え食品に疑問を投げかける映画特集*
全く気にしていない人と初めて見るなら。音楽ものりのり、
かわいい感じで比較的さらっと見れる
遺伝子組み換え食品を食べると、どんなことが起きているのか
(起きると思われているのか)を知りたいとき
こちらは、映像もきれい。
この上映会の時に、種の交換会をしてみました♪
どの映画もリンクから予告編が見れるので、チラッとどうぞ♪
何を食べるのか、
まずは何を食べているのかを知ることからなのかな。
できたら、育てたいけどね♪