とったど~!!
沖縄の魚は何てカラフルなんでしょう。
こんなにきれいで・・・食べれるのかしら?
友達親子が沖縄で釣りをしたと知って、自分も釣りをしたいと熱望していた息子。
風もないカヤック日和だと誘う母も、あまりの熱心さに折れて釣りをチョイス。
んが!!!
始まって5分と持たないってどうよ?!
餌をつけた竿をおじちゃんにまかせ、母やおじちゃん、周りの釣り人さんの所へ
「なにがつれた~?」と偵察しに行く始末。
時々戻ってきては、竿を持ったり、海を覗き込んだり。
こりゃ、待つことが仕事の「釣り」は早かったか?と思いかけたが
ま、こんなもんかと自由にさせていたら
練り餌を撒き餌用に、加工し始めました。
実際釣竿を持っている時間は短くても楽しいならいっか!
そして、いろんなことが気になる様子。
練りえさとオキアミはどう違うの?
(練りえさは、植物食の魚用。オキアミは肉食の魚用。釣りたい魚が違う)
どうして竿を手前に引いて待つの?
(足元の足の陰に隠れている魚をおびき寄せたいんだよ)
丁寧に教えてもらいながら、魚をまちつつ遊ぶこと2時間
母子ともに、大きめの魚を釣ることができました!
お宿に戻って、うろこを取って、内臓を取って、
こんなに美味しそうな料理(アクアパッツァ、刺身、肝汁)になってやってきました!
もちろんとっても美味しかった!
食べることは生きること。生きることは命をいただくこと。
日頃食べている魚や肉や野菜。
どのようにして作られているか、なるべく触れるように伝えるようにしているけれど、
実際、食べるために生きているものの命を奪うことはなかなかしない。
それでも、誰かがしとめてくれているから私たちは食べることができるんだ。
魚釣りと捌いて料理することは、そんな命の流れを実際に感じる機会なのかもしれない。