あそびとくらす

遊びと暮らす 遊人クラス 日常の中にちょっとした遊び&スパイスを。日常の中からちょっとした学びを。

暮らすように旅をする~沖縄2018春~ ①ちゅら海水族館

こ、これはなんだっ?!?!

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海岸を歩いていたときに発見した大きな魚 と背中の傷(に群がるハエ)

最初は張りぼてが打ち上げられているのかと思ったくらい大きな魚が、備瀬の海岸に打ち上げられていました。


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あまりの大きさ(魚も傷も)に親子で大興奮!

早速、実物の大きさを残すため一緒に写真を撮りました。↓

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さて、よ~く見てみると、なんともシャープな切り口です。

サメのようですが・・・息子、気になりすぎて、その場を離れることができません。

そこで、近くを通ったおじさんに聞いてみました。

「死んでるのは、ろうにん鰺だなぁ。噛み口は、サメだろうが何ざめかまでは分からんねぇ・・・」

サメと聞いて、大興奮の息子。

鰺と聞いて、本当だ!ゼイゴもあるし、背びれも鰺っぽいと納得の母。

しかし、このでかい鰺は本当にろうにん鰺なのか?

生きているろうにん鰺を見たい

サメならば、何ザメに食われたのだろう?

イタチザメか?フカか?

何よりこの近くに肉食のサメがうろうろしているのだろうか?!

 

と、いうことで

さっそく 夕方のちゅら海水族館 へ ゴー!!

飼育員さんに出会うまでに、サメの部屋で口の大きさや歯のとがり具合からサメの種類を自分たちなりに予測しておきました。

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サメの飼育員さんへ質問がありますと、呼んでもらったら(平日の夜)、

”るい”さん登場。

・まさしく、「ろうにん鰺」水槽で見ると小さく見えるけど

君(114cm)より大きいよ

・この近くを回遊していて、この噛み口・・・

カマスガリザメかオオメジロザメかなぁ。

息子が気にしていた イタチザメの可能性は低いということも丁寧に教えていただきました。

何でも、

・イタチザメは狩(泳いでる魚を捕らえる)が苦手で、鳥の不意を狙って噛み付く。

浮いてるものを狙うから時々おなかの中からタイヤのチューブまで出て来るんだよ。

もし、この魚がすでに死んでいて浮いてたならありうるかもしれない。

→が、魚の死体は腐敗がそれほど進んでいなかったため、おそらく噛まれてから死んだんだろう・・・と。

残念ながらカマスガリザメもオオメジロザメも飼育されていませんでしたが、

再度、サメの部屋にて、両者の標本の顎と歯をさわり、

ガリザメの仲間を見つけて観察。

なんだか私も少し賢くなったような気になりました。

 

さてさて、そんな日の2日前には、

【これは聞かナイトサメ博士によるサイエンストーク】が開催されたので、家族で参加していました。

サメ好きな息子(一番好きな海の生き物はシャチ。ついでイルカやくじら、サメだそう。昔は亀だったんだよ~)も、ノリノリ♪

これがびっくりでした!

知っていました?ちゅら海水族館にはヒトの看護師からサメの健康管理しになった看護師さんがいることを!

そしてこれは

世界で始めて野性のサメのエコーを取ったところ

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の動画世界初公開を、サメを横目で見ながら、見る。の図

 

おそらく世界唯一の技術のため、

エクアドル政府から要請され、ガラパゴス諸島ダーウィン島まで研究班が行き、

30kgを超える機材を持ってダイビング。

40秒ほどで、採決やエコーをとる。

って40秒??

流れが速すぎるのでミサイルみたいな形の噴射機の力を借りてダイビング。

エコーも水圧に耐えれるように防圧防水→重い。

いやいや~、私、潜水技術は海上保安庁の人の次はNHKの水中班かと思ってましたが、

水族館の人たちもすごい・・・!

 

そして、前後しますがサメ博士の植物食のサメのお話。

サメが良く水揚げされる台湾から帰国後3日目の北大教授、中谷一宏さん。

サメの心臓やえらを触ってみて・・・。

大きさや、細やかさにびっくり!!


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水族館に置いてあった本は本格的だったので、ただいまこちらを予約中。

 

 

 

サメのおちんちんはふたつ―ふしぎなサメの世界

さめ先生が教える サメのひみつ10

 

 記念に、水族館で買ったサメの絵本に皆さんのサインをいただく。。。

 

マニアには伝わる豪華な人たち~。

 

 

ちゅら海水族館

 那覇から高速バスで2時間弱。

3月から9月までは朝8:30から夜8:00まで開いてる上に、16時以降は入館料がお得になる割引も!

今回は1週間滞在中に、雨予報も出ていたので思い切って年間パスポートを購入しました。

これが大正解♪

朝イチできれいな水槽を見に行こうよ・・・かなわなかったが・・・雨の日や、関心のあるものや疑問を聞きに行くのにふらりと寄れる気楽さがありました。

お勧めは、朝一番と、(晩御飯を済ませて)6時以降。

人が少なくてゆっくり見れます。

日々の不思議をちょっと調べる、学びに結びつけられる(かもしれない)遊び方も、「アリ」なのかな~と思います。


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